関空特急『 はるか』1日18本へ減便で日中の運転取り止め コロナによる利用低迷で

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『 はるか』の運行見直し 減便で日中の運転取り止めへ

JR西日本は、コロナウイルス拡大による利用状況を踏まえ、9月1日以降の特急列車の運行見直しを発表しました。主に京都-関西空港を結ぶ『 はるか』は、海外旅行客やインバウンドの減少で大きく利用が落ち込んでいることから、1日あたり上下18本の減便運行とし、日中の運転は当面運転取り止めとなります。

『 はるか』の本来のダイヤでは、1日あたりの運転本数は60本で、おおむね30分に1本が運行されています。2020年3月改正では、271系の増備で『はるか』全列車が9両編成となり、輸送力増強が図られたばかりでした。

しかし、コロナウイルス拡大による利用低迷で、4月24日からおよそ半数にあたる28本が運転取り止めとなり、32本での減便運行が続けられてきました。さらに9月1日以降はこのうちさらに14本が運転取り止めとなり、1日の運転本数は18本に減便されることになりました。

関空と大阪、京都のアクセスとして利用される『 はるか』は、JR西日本の特急列車の中でもコロナウイルス拡大の影響が大きく、8/7~17のお盆期間の利用客は昨年比5%の6,000人となり、この期間中空いていたと報道される各新幹線の同20%台の新幹線と比べても利用低迷が顕著になっています。

首都圏と成田空港を結ぶ『成田エクスプレス』も、JR東日本の発表によると同時期の利用客が前年比2%の4000人に留まる他、京成の『スカイライナー』、南海の『ラピート』、名鉄の『ミュースカイ』といった私鉄の空港アクセス特急も減便が続くなど、空港アクセスの苦戦が続いています。

秋以降もJRでは縮小が続く 減便や指定券発売見合わせ

JR西日本の発表によると、『はるか』以外にも大阪と北近畿を結ぶ『こうのとり』上下2本、大阪と金沢を結ぶ『サンダーバード』上下4本を運休とする他、北陸新幹線の一部列車の運転が取りやめとなります。在来線では秋の臨時列車の設定はなく、北陸新幹線でも臨時列車の指定券は当分発売見合わせとなります。

JR各社では、各地でイベント列車の運行が再開されつつあり、夏からはSL列車や観光列車の運行も始まっています。。また、クルーズトレインも運行を再開しました。一方で、JR東日本の一部やJR西日本では、列車の設定はされても指定券の発売見合わせとなる列車もあります。また、臨時列車が設定されていても、例年に比べれば規模は小さくなっており、まだまだコロナ禍からは脱却できそうにありません、

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