まるでETCのような「タッチレス」改札 専用スマホアプリと連動でJR東日本が近く実用化へ 

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ICカードを出さずにタッチレスで改札を通過

JR東日本は、今のようにICカードを出して改札機にタッチせず、有効な乗車券類を所持していればそのまま通過できる「タッチレス」改札を実用化することを発表しました。上部に設置したセンサーからミリ波と呼ばれる電波を照射し、スマホのアプリを通じて通過の可否を判断します。特に女性客から「Suicaを鞄に入れていることが多く、取り出すのが面倒」という声があり、また読み取り機が右側にあることから「大きな荷物があると通過しにくい」(右利きの場合右手に荷物を持つため)、「左利きなので使いにくい」といった指摘を受け、2005年頃から開発を進めてきました。

電波の照射範囲を狭くする工夫を行い、 改札を通る人だけに反応する仕組みです。 電波が人体に与える影響は国の基準の10分の1以下で、安全性は既に実証済み。 改札を通過する際は1000分の2秒という速さで処理を行うことができ、情報処理速度に問題がないことも確認されており、早ければ2020年にも実用機が登場して実証実験が行われる見込みです。当面は従来機と併用を行い、将来的には顔認証などによる完全ゲートレスを目指すとしています。

各種報道によると、具体的な導入計画は「未定」ということですが、2~3年後には、既存の改札機の更新時期が来るとみられることから、このタイミングで本格的な導入が進むのではないか、と考えられます。

ある程度の間隔をもって処理すればいい自動車のETCとは違い、鉄道の改札口は1分間に80人という処理速度が求められます。EdyやiD、WAONといった電子マネーが乗車券として使用されていない理由もこの処理速度の差にあるのですが、無線通信技術の発達のおかげでついに鉄道もETCのようにノンストップ通過が実現するわけです。

自動車のETCが普及するようになって10数年、今ではETC非対応の自動車やゲートを見かけることのほうが少なくなってきました。鉄道の常識も、向こう10年ほどでまた様変わりするかもしれませんね。

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