JR西日本 2021秋ダイヤ改正の詳細を発表 改正日は10月2日

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JR西日本が2021年秋のダイヤ改正詳細を発表 減便対象線区は?

JR西日本は2021年7月28日、同年秋に行う予定のダイヤ改正の内容を発表しました。

ダイヤ改正は10月2日土曜日で、コロナ禍を受けて大幅に落ち込んだ需要に対して輸送力を適正化するためにかねてから発表されていたもので、当ブログでも「JR西日本 2021年秋改正で約130便を減便 対象区間はどこ? 越美北線では8割減便も」でお伝えしていました。なお、JR西日本が秋に改正を行うのは16年ぶりとなります。

ダイヤ改正による減便対象線区は、近畿エリアではJR京都線・神戸線を始め山陽本線、琵琶湖線、大和路線、赤穂線で最大60本/日、それ以外では小浜線、越美北線、山陰本線、きのくに線、和歌山線、山陽本線、瀬戸大橋線、津山線、吉備線、福塩線、伯備線、因美線、境線、芸備線で67本/日、JR西日本管内全体では最大127本/日が削減されます。これは、JR西日本で運行されている列車の1%に相当します。

削減対象となっているのは乗車率が5~20%と低い列車が中止で、近畿エリアでは日中の列車が、それ以外の地域では朝夕を含めて日中を中心とした列車が運転取りやめとなります。

近畿エリア JR京都線・神戸線は土休日の普通列車が減便、対象線区末端区間では全日日中がほぼ半減

近畿エリアでは、JR京都線・JR神戸線で休日日中の普通列車(いわゆるC電)の京都―高槻、須磨―西明石が減便となる他、琵琶湖線、山陽本線、大和路線、赤穂線などで平休日とも減便が実施され、概ね日中30分間隔で運転されている各線末端区間が毎時1本程度となります。

例えば琵琶湖線末端区間の場合、現在毎時2本運転されている米原―長浜のうち、10~15時台でこのうち1本が運転取りやめとなり、毎時1本の運転となります。山陽本線網干以西、赤穂線でもほぼ同様の減便となります。この他、概ね11~15時台で加茂まで足を延ばす大和路快速のうち、毎時1本が奈良止まりとなり、木津―加茂についても毎時1本となります。

半数が減便報道の小浜線・越美北線は小規模改正 越前大野―九頭竜湖は現状維持

運行本数の半数以上の削減が事前に報道されていた小浜線、越美北線では、小浜線では8本、越美北線では3本の減便にとどまりました。当初の報道では小浜線で6割、越美北線では8割程度を減便し、特に越美北線末端の越前大野―九頭竜湖では事実上の廃止ともとれる全9本の削減が予定されていましたが、地元の要請もあり2割程度の減便で落ち着きました。

芸備線 末端区間では1本の減便 山陰本線では14本が削減

利用状況から路線の存続が危ぶまれている芸備線の末端区間のうち、今回の改正では三次19:32発備後落合行きが備後庄原行きとなり、備後庄原―備後落合では上下10本の列車が9本となります。最も利用の少ない備後落合―備中神代は上下6本のままで変更がありません。

山陰本線では、鳥取―出雲市の日中を中心に最大で14本が削減となり、区間によっては1時間程度最終列車が繰り上がる区間が発生します。

この他、詳しい改正の内容は以下のリンクをご覧ください。

表示されない場合: 2021年秋 ダイヤ見直しについて

路線別の改正内容についてはJR西日本のニュースリリース「2021年秋 ダイヤ見直しについて」に掲載されています。

2022年改正はさらに減便か 朝夕を含めて見直しへ

JR西日本は、仮にコロナ禍が収束したとしても従来の需要は戻らないと判断しており、2022年春の改正では更なる輸送力の適正化を行う予定であることを明らかにしています。

対象線区や区間は明らかになっていませんが、一部の報道によればJR西日本管内全ての路線で、朝夕の通勤通学時間帯を含めた全日が対象になるとされています。

本数の多い都市圏はともかく、もともと本数の少ない地方路線では、減便がさらに利用減を招き、将来の路線維持にかかわる事態が発生する恐れもあります。

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