JR北海道 2022年春のダイヤ改正概要を発表

社会
スポンサーリンク

アマゾン タイムセール

人気の商品が毎日登場。

タイムセール実施中

スポンサーリンク

アマゾン タイムセール

人気の商品が毎日登場。

タイムセール実施中

JR北海道 2022年春のダイヤ改正概要を発表

JR北海道は2021年9月15日、2022年春に実施予定のダイヤ改正の概要を発表しました。

春のJRグループダイヤ改正は、例年12月中旬に発表されることが多いのですが、JR北海道はこの数年秋ごろに概要を発表する例が多くなっています。

主な改正内容はキハ261系投入によるキハ283系の置き換えと、H100形投入によるキハ40系の置き換え、新駅の開業などが発表されていますが、コロナウィルス感染拡大による需要減退や苦しい経営状況を反映して利用率の悪い時間帯の減便、減車などが予定されています。

新型車両キハ261系・H100型を投入 キハ283系・キハ40系を置き換え

特急用としてキハ261系が22両投入されます。現在キハ283系で運転されている『おおぞら』を置き換えることで、『おおぞら』は全列車がキハ261系による運転となります。運用を外れるキハ283系の処遇については明らかになっていません。なお、現在5両編成で運行されている『おおぞら』は、閑散期には自由席1両を減車して4両編成となります。

キハ261系
JR北海道の汎用型特急車両として増備の進むキハ261系 ただし、同じキハ261を名乗っていても、宗谷本線系統の0番台と、その後増備が続く1000番台とは互換性がない Wikipediaより

根室本線、石北本線には、H100形があわせて30両投入され、キハ40系を置き換えます。

これにより、根室本線新得―釧路の普通列車は全てH100形での運転となり、車両性能の向上などで平均3~5分程度の所要時間短縮となります。

石北本線では、旭川―上川の上下24本のうち21本がH100形での運転となります。

H100形
老朽化したキハ40の置き換え用として増備の進むH100形 JR東日本のGV-E400型と仕様は同じで、酷寒冷地装備が追加されている Wikipediaより

札幌圏を中心に輸送力の適正化進む

札幌圏では、特急『ライラック』『カムイ』の一部臨時化、臨時列車の運転日の縮小が行われます。普通列車についても、平日の通勤通学需要と格差のある土休日を中心に10本程度の削減を行います。学研都市線では、日中や夕ラッシュを含めて本数・量数の適正化が行われます。

札幌圏以外では、函館本線函館―森において土休日の一部列車の運休、減車が発表されている他、函館本線岩見沢―旭川、室蘭本線苫小牧―岩見沢、日高線、根室本線新得―池田、宗谷本線旭川―名寄で減車が行われます。

ダイヤ改正実施は2022年春 

名寄本線では「名寄高校」駅が、学園都市線では「ロイズタウン」駅が開業、前者は全ての普通列車が、後者は9割程度の列車が停車します。一方で、極端に利用の少ない花咲線1駅、宗谷本線1駅、函館本線5駅が廃止となる予定です。なお、廃止対象の駅がいずれであるかは発表されていません。この他、北海道新幹線と『北斗』の接続改善などが行われます。

ダイヤ改正の実施予定は2022年春とされており、この改正により動力費として7000万円、駅費用として1000万円の8000万円を削減するとしています。

タイトルとURLをコピーしました