JR西日本は2021年5月13日、2021年後半の『ウエストエクスプレス銀河』の運行計画を発表しました。かねてから噂されていた通り、今回は紀勢本線を通って和歌山、紀南方面への運行となります。運行区間は京都―新宮で、山陰・山陽方面と同じく、往路夜行、復路昼行のスタイルも維持されます。運行期間は7月16日~12月22日の間で、お盆期間を除き毎週2往復が運転されます。
予約方法についても、コロナウィルス感染拡大野状況を受け、万が一の際追跡ができる旅行商品としての申し込みが必要となります。また、定員84名のところ、当面は54名が上限となります。
『ウエストエクスプレス銀河』和歌山方面 時刻表
JR西日本の発表によれば、『ウエストエクスプレス銀河』紀南コースの運行時刻は以下の通りです。
ウエストエクスプレス銀河 紀南コース 往路時刻
京都 | 2115 |
新大阪 | 2210 2216 |
天王寺 | 2233 2235 |
日根野 | 2314 2317 |
和歌山 | 2342 0100 |
串本 | 0604 0800 |
紀伊勝浦 | 0905 0910 |
新宮 | 0937 |
ウエストエクスプレス銀河 紀南コース 復路時刻
新宮 | 1200 |
紀伊勝浦 | 1221 1243 |
太地 | 1250 1305 |
古座 | 1418 1436 |
串本 | 1446 1542 |
周参見 | 1622 1713 |
白浜 | 1742 1755 |
海南 | 1933 2010 |
和歌山 | 2021 2025 |
日根野 | 2056 2058 |
天王寺 | 2132 2134 |
新大阪 | 2151 2154 |
京都 | 2224 |
往路は夜行、復路は昼行列車として運転されます。新大阪発22時台の新宮行と言えば、往年の新宮夜行とオーバーラップして見えなくもありません。一部のメディアでは「新宮夜行の復活」と書いているものもありますが、それにしては値段が高すぎます。復活というからには、せめて多客時のみでも乗車券のみで気軽に乗れる夜行列車の運転を望みたいものです。
復路は昼行ということもあって、こまめに停車駅が設けられています。各停車駅では、物販やミニ観光など、イベントが予定されています。
2021年7月~12月 『ウエストエクスプレス銀河』の運転日と申し込み
運転日については、2021年12月までが発表されています。
JR西日本の発表によると、7月16日金曜日の京都発が一番列車となり、12月20日日曜日の新宮は妻で基本的に京都発が毎週月・金曜日、新宮発が毎週水・日曜日となっています。ただし、お盆期間に当たる8月9日~19日の運転はありません。
『ウエストエクスプレス銀河』の当初の構想では、乗車券類は通常の列車と同様みどりの窓口などでの販売が予定されていましたが、コロナウィルス感染拡大により、万が一の際追跡調査ができるよう当面の間日本旅行が企画・実施する旅行商品として販売されます。
旅行商品は、5月14日から日本旅行の専用サイトで受付となっていますが、先着順ではなく抽選となっており、座席種別も第二希望までの受付となっています。
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