JRグループ 2020春の臨時列車の発表はいつ? 存続か廃止か『ムーンライトながら 』はどうなる E257系の可能性は?

社会

この記事は1月10日に投稿したものです。1月17日に春の臨時列車の運転計画が発表されました。こちらの記事をご覧ください

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2020春の臨時列車 発表はいつ? どうなる『ムーンライトながら 』

2020年3月のダイヤ改正はすでに発表されましたが、ついで気になるのが春の臨時列車情報です。特に、冬の臨時列車で運転本数をさらに減らした『 ムーンライトながら』の動向はかなり注目度が高いようで、このブログでも連日一定のアクセスがあります。

まず発表日ですが、例年ですと1月の第3金曜日(2019年春の臨時列車の発表は、2019年1月18日金曜日でした)となっていますので、この例で行くと今年は1月17日金曜日となります。今日は1月10日ですので、あと1週間です。

ちなみに昨年(2019年)の春シーズンは、下記の通り運行されました。

  • 東京発3/15~23
  • 大垣発3/16~24

運転日は9日間で、春に関してはここ5年は変化がありません。使用車両も185系で変わりません。

185系は2021年春で引退することが報じられており、逆に考えると2020年のシーズンは運転日の増減はあっても設定そのものは継続する可能性は高いでしょう。

185系は2021年春で引退 後継車はどうなる? E257系の可能性は?

問題は、2021年以降どうなるのかという点です。この点に関しては、皆さん様々な予想を立てていますが、その中でも多いのが『 踊り子』用に転属してくるE257系を使用するのではないか、というものです。

『 踊り子』に転用されるE257系
Wikipediaより

JR東日本の発表によれば、E257系の『 踊り子』転用は「2020年春頃から一部列車に投入予定」ということになっており、最終的には9連×13本、5連×4本の合計137両が投入される予定です。

さて、このE257系投入数の137両という数字、実は大宮総合車両センターに配置されている185系と同数です。このうち、定期運用を持っている185系は、10連×6本、7連×3本、5連×6本の111両で、6連×3本、4連×2本の26両が波動用となっており、『 ムーンライトながら』運転時にはこの波動用から10連を編成して使用されます。

編成両数の変更はありますが、定期運用を全てE257系に置き換えたとしても、配置数としては十分に波動用としての使用を考えた数字ではないかと考えられます。

また、現在の『 踊り子』の運転パターンを引き継ぐのであれば、熱海-三島でJR東海区間へ乗り入れるため、JR東海の保安装置の搭載や乗務員訓練も行われるものと考えられます。

以上の2点から考えると、E257系に置き換えた上で、2021年以降も、車両面では列車の存続に望みがないわけでありません。

車両はあっても儲からない 最後はJRの「やる気」次第

ただ、もう1つは運行コストの問題です。ただでさえ青春18きっぷの利用が前提の、利幅の薄い快速列車です。運行に際しては、運行経費を負担するJR東日本とJR東海が足並みを揃えなければなりません。どちらかが運行に消極的になれば、それで終わりです。昔のように夜行列車がたくさん走っていれば、深夜の運行にかかる経費も列車で按分ですが、1本だけになるとその列車で全ての経費を負担しなければなりません。

車両面では心配なくても、実はこちらの方が存続にかけて大きな問題です。JRにしてみれば収益としては全く期待できない商品で、言ってみればボランティア事業のようなものです。急行や特急に格上げされる可能性もなくはないですが、快速列車として存続できるかどうか、JRのやる気ひとつにかかっていると言っても過言ではありません。

かつて若者にとって、夜行列車は安い旅行をするための必需品でした。席取りの長い行列、固いボックスシート、深夜の長時間停車など、懐かしい記憶のある方も多いと思います。この記憶と体験が、今のクルーズトレインの人気に繋がっていることも事実です。JRには、ぜひとも未来のお客を生み出せるような商品作りも考えていただきたいと思います。

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