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初心者向け! スターターセット特集

さあ、Nゲージを始めよう

Nゲージを始めよう! と思っても、実はとっても奥が深いNゲージの世界。メーカーや商品もたくさんあって、何から手を付けていいのかさっぱりわからない、という方も多いのではないでしょうか。

何しろNゲージは世界共通規格、世界中で様々な商品が売られています。

楽しみ方も千差万別、人の数だけやり方があるといっても過言ではありません。

そこで、ここではNゲージを始めるにあたって最低限必要なツールをご紹介します。要領がわかったら、どんどん買い足して自分の世界へ入っていきましょう。

最低限必要なモノ

Nゲージの楽しみ方は本当にたくさんあり、コレクションや改造など解説していくときりがありません。そこでこのページでは、「初心者の方が列車を線路の上で走らせる」ことを目的に説明します。

さて、Nゲージの車両を走らせるにあたって、最低限必要なのは次の3点です。

車両

おおむね実物の150~160分の1で作られています。車輪幅9㎜、直流12Vで走行することは世界共通ですので、Nゲージ規格の車両であれば世界のメーカーどこでも同じです。

必ずモータがついた車両(動力車)を編成中に1両連結します。カタログなどでは「M車」「M付」などと表現されることが多いです。モーター付きの車両であれば、1両でも走らせることができますが、編成を組む場合は両端に先頭車を持ってきます先頭車両には、走行方向によってヘッドライト、テールライトが点灯する構造になっているものが多いです。ただし走行用の電源と共用ですので、基本的に停止時には点灯しませんが、ライト類だけを常点灯させるパーツも販売されています。

動力車は、特殊な場合を除き1両だけにします。複数台連結しても、直列つなぎとなりスピードは遅くなります(直列つなぎの豆電球が暗くなるのと同じです)。

線路

2本の線路にプラス、マイナスの電気を流して列車を走らせます。日本では線路を作っているメーカーは限られており、TOMIXかKATO製のものが多いです。

線路の長さ、2本以上並べたときの間隔を基本にして、各メーカーでは様々な周辺商品の規格、大きさ(例えばホームの幅や長さなど)が決められており、同じメーカーの製品を使えば簡単にステップアップしていくことが可能です。

車両と違って、メーカーごとに規格の統一はなされていないので、線路とその周辺商品は同じメーカーで合わせるのが基本です。

パワーパック

家庭用のコンセントから、Nゲージに必要な電源を取り出す装置です。

通常は、車両の速度や向きを変えるコントローラーとしての役割を兼ねています。

走らせることだけに関して言えば、先ほどの説明通り走行に必要な電源は世界共通なのでメーカーは問いません。しかし、電源を供給する端子の形が違ったり、同じメーカーであればワンタッチで行えたりするので、基本的には線路と同じメーカーで揃えるのが便利です。

より簡単に始める、スターターパック

二大メーカー TOMIXとKATO

日本のNゲージメーカーは2019年現在、7~8社あるといわれていますが、この中でも圧倒的なシェアを誇るのが『TOMIX』と『KATO』です。

『TOMIX』は大手玩具メーカー、タカラトミー社の鉄道模型ブランド名で、『KATO』は鉄道模型専門の関水金属社のブランド名です。

どちらのブランドも、車両、線路、パワーパック、建物、アクセサリー、レイアウト用品などを総合的に生産、販売しています。それぞれのブランド内では規格が統一され、買い足しや発展が極めて容易に行えるよう設計されているのも特徴です。

気軽に始められる初心者向けのスターターセット、詳しく解説したガイドブック、カタログなども発売されていて、一から始めるならこのいずれかのブランドから始めるのが、最も簡単です。

鉄道模型モールでは、初心者の方に最適なスターターセットを多数ご用意しました。

これをきっかけに、ぜひ奥深いNゲージの世界へどうぞお越しください。