偽物か?「公式」語る近鉄とは無関係のTwitterアカウントが話題に 近鉄が注意呼び掛け

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公式を語る無関係なTwitterアカウント 近鉄が注意呼び掛け

「近畿日本鉄道【公式】/@kintetsu_PR」というアカウントを使用し、Twitter上で運用されていたサイトが、実は近鉄とは無関係であったことが報道され話題となっています。極めて本物に近いロゴマークが使用され、マナー啓発を謳うかのような投稿や沿線の話題などもっともらしい情報が掲載され、一見すると公式のようにも見えますが、よく見ると鉄道会社からの公式発表では絶対にありえないような内容も含まれています。近鉄は11月24日、公式サイト上で近鉄とは無関係なアカウントがあることを確認しているとして、注意を呼び掛けています。

報道によれば、このアカウントの開設日は8月3日とされ、直後よりTwitter上では偽物、あるいはなりすましではないかとの話題が上がっていたそうです。

近鉄の公式と名乗るTwitterアカウントが、近鉄とは無関係であったことを伝える報道

近鉄の公式発表の後このアカウントは閉鎖され、現在は別の内容となっています。

近鉄が公式に発表しているソーシャルメディア公式アカウント一覧によれば、Twitterアカウントは特急『ひのとり』について魅力やこだわりのポイントを紹介しているものだけで、運行情報や沿線の魅力などを紹介しているものはありません。ただし、このアカウントも混乱を避けるためか11月25日10時現在アクセスできなくなっています。

関西の大手私鉄で公式Twitteアカウントがないのは近鉄だけ

今や情報の発信に欠かせないTwitterですが、鉄道会社においても運転情報や沿線の話題などをリアルタイムで発信する手段として使用されているケースが多くなっています。関西の大手私鉄でも、阪急、阪神、京阪、南海のいずれもアカウントを取得し、精力的な情報発信が行われていますが、近鉄についてはそれに類する公式Twitterアカウントが存在していません。

また、範囲を全国に広げても、貨物を含むJR7社と近鉄を除く大手私鉄15社も、運行状況などを伝える公式アカウントを取得しています。

このせいなのか、過去にも近鉄の公式を名乗るTwitterアカウントが存在したことがあり、近鉄が把握しているだけでこれで3回目となります。いずれも近鉄の申し立てにより削除されているそうです。

いわゆる「なりすまし」 法的責任は?

社会的な影響が大きな鉄道会社になりすまして情報を発信することは、多くの人に影響を及ぼす可能性があります。仮に正しい情報を記載していたとしても、利用者に混乱を招く可能性もあります。遊び半分や冗談、軽い気持ちで到底済まされる問題ではないでしょう。また、混乱を狙ったものであったとしたら、悪質と言わざるを得ません。

実は、公式を名乗って実在する企業や個人になりすます行為自体を取り締まる法律は存在しません。刑事罰に限れば、それによってその企業や個人の信用、名誉を傷つけられてはじめてその対象となる可能性が出てきます。

また、登録商標やロゴマークなど著作権の対象となるものを無断で利用した場合や、そのアカウントが原因で企業や個人が何らかの損害を受けた場合には、損害賠償の対象となる可能性もありますが、単に公式を名乗っただけではそれも難しいのが現状です。

今回の場合、近鉄が公式発表で「当社のロゴを無断で使用」と述べていることから、近鉄としては著作権の侵害があったと考えている可能性が高そうです。その場合は民事問題となるので、警察に逮捕されることはありませんが、損害賠償を請求される可能性はあります。

インターネットは匿名空間ではありません。至る所に記録が残るため、調査機関がしかるべき調査をすれば、必ず誰であるかは特定されます。

面白半分でも誰かに迷惑のかかる行為は、厳に慎みましょう。

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