2023大晦日―2024元旦の終夜運転・終電延長情報　関東関西と全国の路線まとめ　12/18現在

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JR・私鉄・地下鉄　2023大晦日－2024元旦　終夜運転・終電延長する路線　公式発表のまとめ

JR、私鉄、地下鉄の2023大晦日－2024元旦　終夜運転・終電延長情報について、公式発表をまとめてみました。なお、記載内容は各社局の公式発表のみに基づいており、推測、噂、予想は一切掲載していません。

なお、昨シーズンの運転状況は下記の記事をご覧ください。

2022大晦日―2023元旦　終夜運転する路線は？　全国の年末年始運転情報まとめ　12/16現在

2022大晦日ー2023元旦　年末年始の終夜運転はどうなる？大晦日から元旦にかけて初詣客の利便を図るため、首都圏や京阪神、北九州地区ではJR・私鉄各社・公営地下鉄による終夜運転や、終電の延長が行われることが恒例となっています。...

tetsumo.net

2022.11.30

首都圏　JR東日本が「冬の臨時列車」情報で終夜運転をいち早く発表

首都圏では、2022年～2023年にかけてJR東日本と京王電鉄、京成電鉄が終夜運転、東急電鉄が終電延長を実施しました。また、多摩都市モノレールがコロナ禍以降初めて終夜運転を行いました。

2023年～2024年にかけては、JR東日本が10月20日付の冬の臨時列車の発表とともに、山手線、京浜東北線、中央線など首都圏7線区で終夜運転の実施を発表しました。また、河口湖、外房、銚子へ向け初日の出関連の臨時列車が予定されています。

また、京成電鉄・京王電鉄が終夜運転を実施することを発表していますが、全体的には実施しないが多数派を占めているようです。

JR東日本（首都圏）の終夜運転情報（2023大晦日―2024元旦）

JR東日本は、2023年大晦日から2024年元旦にかけて、下記の通り終夜運転を発表しています。

• 山手線 内回り・外回り　約15分間隔
• 京浜東北・根岸線　約20～50分間隔
• 中央線快速（三鷹ー高尾）　約30～60分間隔
• 総武中央線（三鷹ー千葉）　約10～80分間隔
• 横須賀線（横浜ー逗子）　約80分間隔
• 青梅線　立川発2:00 3:20/御嶽発3:00　4:38
• 総武線・成田線　千葉発1:15 2:50/成田発2:10 3:22

京成電鉄の終夜運転情報（2023大晦日―2024元旦）

• シティライナー（成田山開運号）
  • 京成上野―京成成田　上下1本ずつ
• 普通列車
  • 京成上野―京成成田　約20～50分間隔　上下各9本
  • 押上―京成金町　約20～40分間隔　上下各9本

東急電鉄の終電延長情報（2023大晦日―2024元旦）

東横線・田園都市線で臨時列車各1本を運転

• 東横線
  • 渋谷1:25→横浜2:05
• 田園都市線
  • 渋谷1:25→中央林間2:18

京浜急行電鉄の終電延長情報（2023大晦日―2024元旦）

下りの神奈川新町→京急久里浜で3本、上りの京急久里浜→横浜で4本を運転

• 下り（京急久里浜方面）
  • （神奈川新町0:06→）金沢文庫0:43→京急久里浜1:09（カッコ内は定期列車）
  • 堀ノ内1:03→浦賀1:08
  • 神奈川新町0:40→京急久里浜1:35
• 上り（横浜方面）
  • 浦賀0:09→横浜0:59
  • 京急久里浜0:29→横浜1:08
  • 浦賀0:38→横浜1:28
  • 堀ノ内1:16→横浜2:00

京王電鉄の終夜運転情報（2023大晦日―2024元旦）

• 京王線　京王ライナー迎春号
  • 61号　新宿1:00→高尾山口1:48
  • 63号　新宿2:50→高尾山口3:38
• 京王線　普通列車　新宿ー高尾山口　約60分間隔
• その他の路線は終夜運転なし

中京圏　名古屋市交通局が終夜運転を実施　JR東海・名鉄は近年実績なし

中京圏で近年唯一終夜運行を行ってきた名古屋市交通局では、2023年―2024年にかけても、一部を除き地下鉄の終夜運転が行われます。

JR東海、名鉄もかつては大晦日から元旦への終夜運転を行っていましたが、名鉄は2004年、JR東海は2014年を最後に行われていません。

近畿圏　近鉄・京阪が終夜運転を実施　JR・南海は終電延長

近畿圏では、特急券を発売する関係からか、例年いち早く発表を行うのが近鉄で、今シーズンも11月8日に早くも発表がありました。

恒例となりつつある団体専用の『楽』を使用した臨時列車に加え、今シーズンは『あをによし』の臨時特急も運転されます。いずれも旅行商品として企画されるため、乗車にはツアーへの申し込みが必須となります。

京阪は2年連続で終夜運転を実施することが発表され、プレミアムカーが連結された急行が深夜帯にも運行されます。大阪メトロ・阪急・阪神は今シーズンも実施されません。

JR西日本の京阪神地区と奈良地区では、昨シーズンに続き、終電の延長が発表されました。

また、南海電鉄も終夜運転ではなく、終電延長が行われます。

JR西日本（京阪神）の終電延長情報（2023大晦日―2024元旦）

JR西日本（京阪神）では、下記の路線で3時頃まで終電が延長されます。

• JR神戸線・京都線（京都ー西明石）　約20～40分間隔
• 奈良線（京都ー城陽）　約30分間隔
• 大阪環状線・夢咲線　約10分間隔
• JR東西線・学研都市線（尼崎ー四条畷）　約40分間隔
• 大和路線（JR難波ー奈良）　約30～60分間隔
• 万葉まほろば線（奈良―桜井）　約40分間隔

近鉄の終夜運転情報（2023大晦日―2024元旦）

近鉄では、志摩線など一部を除き、特急35本を含めて併せて258本（区間延長を含む）の終夜運転が行われ、通常は伊勢志摩方面に乗り入れない『ひのとり』が大阪難波ー五十鈴川で3往復運転されます。

一般路線では、志摩線など一部を除き、主要区間では20～50分程度の間隔で運行され、一部路線では急行や準急なども運行されます。

• 特急
  • 大阪難波ー大阪難波－五十鈴川　上下13本
  • 大阪難波－近鉄奈良　上下4本
  • 京都ー宇治山田・五十鈴川　上下2本
  • 京都ー橿原神宮前　上下5本（区間便含む）
  • 大阪阿部野橋－橿原神宮前　上下2本
  • 近鉄名古屋ー五十鈴川　上下9本
• 一般列車
  • 大阪線（大阪難波ー榛原・名張）　約30分間隔
  • 奈良線　約20～30分間隔
  • 京都線・橿原線・天理線　急行を含め約20～30分間隔
  • けいはんな線　約30～60分間隔
  • 生駒線　約80～100分間隔
  • 信貴線　約30分間隔
  • 南大阪線　準急を含め3時頃まで約30分間隔
  • 道明寺・御所・長野線　20～50分間隔
  • 名古屋線（名古屋ー伊勢中川）　上下6本
  • 名古屋線（伊勢中川ー五十鈴川）　約30分間隔
• 休憩スペースとして大阪難波・上本町・近鉄奈良・名古屋駅の回送車両を開放
• 大阪難波・上本町・鶴橋・大和西大寺・宇治山田駅の構内コンビニを終夜営業

京阪電鉄の終夜運転情報（2023大晦日―2024元旦）

• 京阪本線・鴨東線
  • 特急は淀屋橋発23時台まで20分間隔
  • 急行は淀屋橋発1時台、出町柳発2時台まで約20～30分間隔（一部プレミアムカー連結）
  • 準急または普通は約15～30分間隔
• 中之島線
  • 約30～40分間隔
• 交野線・宇治線
  • 約30～40分間隔
• 大津線系統は運転なし

南海電鉄の終電延長情報（2023大晦日―2024元旦）

南海電鉄では、下記の区間でおおむね2時台まで終電が延長されます。なお、終電延長は南海線のみで、高野線系統では延長はありません

• 南海線　難波―住ノ江　約15～20分間隔
• 南海線　住ノ江～高石（約30分～40分間隔）

福岡圏　例年は西鉄が終夜運転を実施　

西鉄では、全国屈指の参拝客数を誇る太宰府天満宮へ向け、天神大牟田線と太宰府線で例年終夜運行が行われており、2023年～2024年にかけても、西鉄が天神大牟田線と太宰府線で終夜運転を実施、福岡市地下鉄は2時台まで終電が延長されます。

西日本鉄道の終夜運転情報（2023大晦日―2024元旦）

天神大牟田線・太宰府線で終夜運転を実施

• 福岡（天神）ー太宰府　約20～30分間隔
• 大牟田ー太宰府　
  • 筑紫―太宰府　約20～30分間隔
  • 久留米―筑紫　約30～60分間隔
  • 大牟田―久留米　数本

福岡市交通局の終電延長情報（2023大晦日―2024元旦）

空港線/箱崎線・七隈線とも2時台まで運行

• 空港線/箱崎線　上下26本　約15～30分間隔
• 七隈線　上下8本　約30分間隔

その他の都市圏　終夜運転の実施状況

上記の都市圏以外でも、終夜運転が予定されている線区があります。

かつては札幌市営地下鉄が終電延長を行っていましたが、コロナ禍以降は実績がありません。

JR西日本では厳島神社へのアクセスとなる山陽本線広島口と宮島航路、最上稲荷へのアクセスとなる吉備線で終夜運転や終電延長が行われています。