2021年3月ダイヤ改正 山手線など首都圏でも終電繰上げ JR東日本

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山手線など、首都圏で30分程度の終電繰上げへ 2021年3月ダイヤ改正

JR東日本は、2021年3月に予定されているダイヤ改正で、山手線など首都圏の路線において30分程度の終電繰上げを行うことを計画していることがわかりました。対象地域はおおむね東京圏100㎞以内の首都圏とし、それ以外の路線では実施しないということです。また、具体的な路線、線区については10月にも発表するということです。

JR東日本によると、2021年3月改正での終電繰上げは「深夜作業時間を確保し、保守作業の労働環境改善のため」としており、終電の繰上げと場合によっては始発電車の繰下げを行うことで作業の効率化を目指すということです。特に近年は設備の老朽化やホームドア、バリアフリー設備の増加で工事量が増加する一方、保守作業人員は10年間で2割減少しているということで、人材確保へ向けた労働環境改善が急務となっています。そこで1晩当たりの正味作業時間を240分以上確保できるよう、ダイヤ改正をきっかけに見直すこととなりました。

また、コロナウィルスの感染拡大以降、生活様式の変化で深夜帯の利用が激減し、JR東日本ではかねてから終電の繰り上げについても言及してました。今回の発表によれば山手線上野―御徒町の場合、終日の利用がコロナ前に比べ38%の減少に対して、0時台の利用はコロナ前と比べ66%減少となっています。

これらの状況を踏まえ、2021年3月ダイヤ改正ではおおむね終電を30分程度繰り上げ、各方面への終着駅に1時ごろに到着するダイヤとなる予定です。この他、利用状況を踏まえ朝の通勤時間帯を含めたダイヤの見直しも検討するということです。一方で、金曜日などは終電前に臨時列車を運行するなどして、3密回避にも努めるということです。

2021年3月ダイヤ改正をめぐっては、すでにJR西日本が30分程度の終電の繰上げを発表している他、JR九州も減便計画を発表するなど、全体的に縮小の動きが目立っています。

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