2024年JRダイヤ改正 発表・実施はいつ? 改正内容わかっていることのまとめ 12/12現在

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2024年春 JRグループダイヤ改正 発表はいつ? 実施日は?

JRグループでは毎年3月にダイヤ改正を実施していますが、今年もその内容が気になる時期となっていました。

春のダイヤ改正は、12月の第三金曜日に発表となることが慣例のようで(曜日配列の関係か、まれに第二金曜となった年があります)、2023年3月改正の発表は2022年12月16日(金曜日)、2022年3月改正の発表は2021年12月17日(金曜日)でした。

この例に倣えば、2024年春のダイヤ改正の発表は、2023年12月15日金曜日が可能性として高そうです。

また、改正実施日については、北陸新幹線の敦賀延伸が2024年3月16日となっていること、例年土曜日となっていることから、この日が改正日となる可能性が高いと思われます。

新しい情報があった場合は、随時追記していきます。

なお、毎年のことながら、本ブログでは推測や噂、個人的な予想については取り扱わず、公式発表や報道機関の情報と、そこから読み取れる内容をお知らせします。

2024年春JRグループダイヤ改正 わかっていることのまとめ一覧

北陸新幹線 金沢ー敦賀が延伸 『サンダーバード』『しらさぎ』は敦賀止まりに

北陸新幹線の金沢ー敦賀が、2024年3月16日に延長開業します。

延伸区間は東京ー敦賀直通の『かがやき』『はくたか』が合わせて14往復設定され、うち『かがやき』5往復は延伸区間を含めた速達タイプとなり、最速で東京ー福井が2時間51分、東京ー敦賀を3時間8分で結びます。

また、敦賀で在来線特急に接続する『つるぎ』は、富山ー敦賀に18往復、金沢ー敦賀に7往復が設定されます。このうち富山発着の5往復と金沢発着の4往復は延伸区間での速達タイプとなります。

新幹線延伸に伴い、現在関西圏・中京圏と金沢を結んでいる『サンダーバード』『しらさぎ』はすべて敦賀発着となり、『サンダーバード』は大阪ー敦賀に25往復、『しらさぎ』は名古屋ー敦賀8往復と米原ー敦賀7往復の15往復が設定され、すべて『つるぎ』と接続するダイヤとなります。

683系サンダーバード
北陸本線の主力列車『サンダーバード』『しらさぎ』は、いずれも敦賀までに短縮の上、新幹線連絡特急となる 681系、683系の運用にも注目が集まる Wikipeida(JR西日本683系電車)より @Tsun1419

ただし、乗り換えを挟むため所要時間短縮は乏しく、大阪ー福井は現行より3分の短縮にとどまります。また、大阪ー金沢は22分短縮の最速2時間9分となりますが、料金は700円程度値上がりとなります。

なお、金沢―福井・敦賀で運行している『ダイナスター』『おはようエクスプレス』『おやすみエクスプレス』はすべて廃止となります。

北陸本線の敦賀ー金沢は並行在来線としてJRから経営分離され、敦賀ー大聖寺はハピラインふくい、大聖寺-金沢はIRいしかわ鉄道へ経営移管となります。特急の運転はなくなりますが、ハピラインふくいでは朝夕を中心に速達タイプの列車を設定する予定です。

なお、北陸新幹線関連では下記の記事も併せてご覧ください。

東海道・山陽・九州新幹線 喫煙ルームが廃止に

東海道・山陽・九州新幹線に設置されている喫煙ルームが全面的に廃止となります。これにより、すでに完全禁煙となっている東北・上越・北陸・北海道新幹線を含め、新幹線は全列車が禁煙となります。

なお、喫煙ルームは、非常事態に備えて飲料水などの備蓄スペースとして活用される予定です。

JR北海道 根室本線の一部が廃止 『エアポート』は増発

ダイヤ改正と同時ではありませんが、災害での不通区間を含む根室本線富良野ー新得が2024年3月31日に廃止となり、根室本線は滝川ー富良野、新得ー根室で分断されることになります。

また、宗谷本線初野駅と恩根内駅、石北本線愛山駅、函館本線中ノ沢駅、石勝線滝ノ上駅の5駅をダイヤ改正と同時に廃止することを発表しました。JR北海道では2016年以降利用状況の極端に悪い駅の整理を進めており、2023年3月までに50駅がすでに廃止となっています。JR北海道では、地元との合意が得られれば今後も廃駅を進めていく方針です。

特急列車では、『おおぞら』『とかち』『すずらん』『北斗』の全列車が全席指定席となります。長距離の着席サービスに応えるもので、自由席からは割高となる一方、ネット予約からの割引などを検討しているということです。

札幌近郊では、新千歳空港の利用回復に合わせ、おもに9時台~16時台の快速『エアポート』を毎時5本から6本に増発、このうち1本は途中新札幌、南千歳駅のみに停車する「特別快速」となります。また、2本は近郊輸送もかねて北広島ー新千歳空港を各駅に停車する「区間快速」となります。この他、「特別快速」を含めたすべての快速列車が桑園駅に新たに停車します。

区間快速の設定に伴い、該当時間帯の普通列車は、札幌方面からは原則として北広島駅まで、苫小牧方面からは原則として千歳駅までの運行に整理される模様です。

また、JR北海道グループ長期経営ビジョン等においては、2024年度までに721系を733系へ置き換えることや、現行の6両編成を7両編成とすることに触れられていますが、今改正で実現するかは不明です。

JR東日本 山形新幹線にE8系投入 

JR東日本では、山形新幹線『つばさ』に新型車両E8系が投入されます。2026年までに15編成105両が投入され、現行のE3系を置き換える予定です。

すでにE2系の運用がわずかとなっているため、近い将来に東北新幹線はすべての列車が300㎞/h運転対応となる見込みですが、2024年のダイヤでどこまで反映されるかはわかりません。

上越新幹線では、保守時間確保のため、最終電車の繰り上げが予定されています。

対象列車として現在発表されているのは、東京発新潟行きの最終列車で、20分程度の繰り上げとなります。その他の列車については現在検討中ということです。

在来線では、首都圏と房総半島を結ぶ『わかしお』『さざなみ』『しおさい』が全車指定席となります。

一部の情報では、山手線の増発や常磐線土浦ー水戸、いわきー原ノ町でE501系5両編成によるワンマン運行の開始が行われるとされています。これは、JR東日本の労組資料に記載されているものですが、決定事項なのか検討事項なのか、あるいはただの情報なのかはわかっていません。

JR東海 315系の増備で中央線名古屋口を置き換え

JR東海では、夜間時間帯の『ひかり』について、東京発20時台と21時台の『ひかり』の運転間隔が見直され、静岡駅と浜松駅に各1本が停車するようになります。

在来線では、315系の増備により中央本線名古屋ー中津川の快速列車、普通列車がすべて315系による運行となります。

315系
JR東海の標準型車両として投入が進む315系 中央本線、関西本線に引き続き、東海道本線静岡地区にも順次投入される 2023年9月現在、計画数352両のうち半数程度の180両程度が製造されており、残りは2025年度にかけて投入される予定となっている Wikipedia(JR東海315系電車)より @ひろばのさるの

JR西日本 『やくも』に新型車両273系を投入 関空特急の北陸延伸は否定的

JR西日本では、『やくも』に新型車両273系が投入され、国鉄型車両で最後の運行となっている381系を置き換えます。投入開始は4月6日以降とみられ、最終的に4両編成11本が運用につく予定ですが、381系の完全置き換えがいつになるのかは発表されていません。

また、『やくも』を含め『サンダーバード』『しらさぎ』『スーパーはくと』『スーパーいなば』が全席指定席化されるということです。

このほか、JR西日本の中期経営計画では、201系が2023年度で引退することとなっています。2022年改正では事前告知のないまま奈良線から103系が引退した例もあり、こちらも動向に注目です。

京阪神では、コロナ禍からの利用回復が進んでいますが、繰り上げられた終電について少なくとも2024年改正では元に戻らないことが発表されています。

北陸新幹線の敦賀延伸後は、681系・683系がかなり余剰となることから、かねてから北陸―関空の直通運転はファンの「妄想」として存在していた 2023年11月14日の北陸3県の知事の懇談で、正式にJR西日本に対して要望を行うこととなったが、それを待たずしてJR西日本は11月22日付で「非常に難しい」との見解を出している 281系もすでに車齢30年、その去就が注目される時期となってきた Wikipedia(JR西日本281系電車)より @MaedaAkihiko

また、『サンダーバード』『しらさぎ』の運転区間短縮により車両数にかなりの余裕ができることから、広域的な車両の転配が行われる可能性があります。なお、一部でうわさされている関空特急の北陸方面への延長については、JR西日本は定例会見において「非常に難しい」と否定的な態度を発表しています。

JR九州 久大本線に新たなD&S列車 ゆふいんの森はどうなる

JR九州では、久大本線で新たなD&S列車『かんぱち・いちろく』が運行を開始します。

この列車はもと『いさぶろう・しんぺい』として使用されていたキハ47形に、新たに改造されたキハ125形を改造したビュッフェ車両が連結されます。

キハ71系 ゆふいんの森
『ゆふいんの森』のうち、新製された第二編成と違って、第一編成のキハ71系はキハ65、キハ58からの改造となっている とは言っても、車体は新製され機関関係も2003年に一新されたため、種車からの流用は台車くらいとなっている それでも、最古参となるキハ70-2の種車となるキハ58-436は1963年(昭和38年)の竣工 置き換え対象となるかが注目される Wikipedia(JR九州キハ71系気動車)より @MaedaAkihiko

この列車の運行開始により、競合する『ゆふいんの森』がどうなるのかは発表がありません。

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