787系を観光列車・クルーズトレインに改造 寝台設備はなく『ななつ星』より利用しやすい価格で デザインは水戸岡鋭治氏

787系改造 新たなクルーズトレインが誕生へ

Kyushu Railway - Series 787 - 01

787系
wikipediaより

かねてから情報が出ていましたが、JR九州が『ななつ星』に続く第二弾のクルーズトレインを投入することを、10月30日付の朝日新聞、毎日新聞のサイトが伝えています。

2月ごろから情報はありましたが、なぜこの時期に再び記事になったのかはよくわかりません。2月時点での情報と大差ないようですが、「787系を改造することに決定した」というものでしょうか。本文執筆段階では、JR九州のサイトにも公式発表はありませんでした。

 

両新聞が報じたところによると、新しいクルーズトレインは、在来の787系を改造。今回は車内に寝台設備はなく、乗客は沿線の宿泊施設を利用することが想定されています。走行区間も特に限定せず、九州全域の周遊が想定されています。ただ、電車のため走行できるのは電化区間に限られてしまうので、別に電源車でも用意しない限り、阿蘇や湯布院、人吉といった人気の観光地は対象外ということになってしまいます。

デザインは引き続き水戸岡鋭治氏が担当、内装の詳細は今後検討されるそうです。『ななつ星』より価格を抑え、より手軽に利用できる内容を目指しているとのことから、JR西日本の『銀河』とよく似たコンセプトになるのでしょうか。

運行開始は2020年度を予定とのことです。

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