2024年JRグループダイヤ改正 内容のまとめを一気読み 実施日は3月16日

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JRグループが2024年春のダイヤ改正を発表 実施日は3月16日に

JRグループは2023年12月15日、2024年春のダイヤ改正について発表しました。

実施日は北陸新幹線の敦賀延伸と同じ2024年3月16日となります。

最大の話題はやはり北陸新幹線の金沢―敦賀の延伸で、一足早く新ダイヤの全列車の時刻が公開となっています。

全体的には、利用客数の回復が顕著な新幹線で輸送力増強が行われるのに対し、在来線では輸送力の調整が行われる区間も多くなっています。また、特急の全席指定席化もJR北海道やJR西日本の一部の列車で実施されます。

制度面では、新幹線と在来線特急を当日中に乗り継ぐ場合に適用されていた乗り継ぎ割引が、ほぼ全面的に廃止となります。

それでは、JR各社の発表を一気読みしたいと思います。

JR北海道 快速『エアポート』が増発 737系やH100形の追加投入も

札幌圏と新千歳空港を結ぶ快速『エアポート』が、おおむね9時~16時台で毎時5本から6本に増発されます。このうち1本が特別快速、2本が区間快速となり、区間快速は北広島―新千歳空港で各駅に停車します。各駅停車は原則として北広島以北の運転となります。特別快速『エアポート』は19時台と23時台の札幌行きも増発されます。

札幌近郊では快速列車が桑園駅に停車するようになります。利用実態に合わせ、『エアポート』の区間快速化や普通列車の運転見直しも行われます。

車両面では、函館本線に737系が投入されるほか、石北本線や釧網本線の快速・普通列車がすべてH100形による運転となり、石北本線では最大で9分の所要時間短縮が行われます。

737系
函館本線岩見沢―旭川にも投入される737系 H100形と合わせ、この区間でもワンマン運転が開始される Wikipedia(JR北海道737系電車)より @Mt.Asahidake

すでに発表済みの通り、『北斗』『すずらん』『オホーツク』『とかち』が全列車指定席化されます。

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JR東日本 北陸新幹線東京ー敦賀に14往復 最速は3時間8分に

北陸新幹線の金沢―敦賀が延長開業します。東京―敦賀の直通列車には速達タイプの『かがやき』9往復と、停車タイプの『はくたか』5往復が設定され、東京―敦賀は最速で『かがやき』503号の3時間8分となります。

山形新幹線では、新型車両のE8系が運行を開始します。最高速度は現行の275㎞/hから300㎞/hとなり、最大で4分の所要時間短縮となります。

輸送量の回復に合わせ、東北・秋田・上越・北陸新幹線では混雑時間帯を中心に列車の増発が行われる一方、保守時間確保のため、上越新幹線では新潟方面への最終列車が20分程度繰り上げとなります。

在来線では、房総方面の運行体系が見直され、255系が定期運用を外れるとともに、特急『しおさい』に『成田エクスプレス』用のE259系が投入されるほか、編成両数の減車や運転本数の削減が行われます。

E259系
房総方面への特急列車見直しにより、あらたに『しおさい』に充当されることととなったE259系 6両編成が投入され、「しおさいの一部はE257系で運転」とあることから、原則として『しおさい』はE259系で運転されるようだ Wikipedia(JR東日本E259系電車)より @保科敏

その他、各方面で特急の増発や速達化が行われますが、特急『湘南』のうち5号、14号は平塚ー小田原の運転が取りやめとなるなど、各地で見直しも行われます。

普通列車では、鶴見線がÊ131系へ置き換えとなり、横浜線では根岸線への直通列車の増発が行われます。

京葉線では大幅に輸送体系が整理され、快速は日中のみの運転となり、その他の時間帯は通勤快速・快速を含めてすべて普通に変更されます。

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2024年3月ダイヤ改正について

https://www.jreast.co.jp/press/2023/timetable/

JR東海 東海道新幹線は輸送力増強へ 中央本線は315系に統一

東海道新幹線では、輸送量の回復に合わせて主に早朝・深夜帯の臨時『のぞみ』が増発となります。

また、早朝・夜間を中心に区間延長や所要時間短縮、最終時刻の繰り下げが実施されます。

『のぞみ』以外にも、『こだま』の増発や区間延長が行われるほか、夜間帯の『ひかり』運転パターンの見直しと、静岡、浜松、豊橋各駅へ各1本ずつ停車する列車を増やすことにより、乗車機会を均等化します。

在来線では、中央本線名古屋口が315系で統一されることにより、最高速度が110㎞/hから130㎞/hへと向上し、名古屋ー中津川で平均3分の短縮となります。

飯田線、身延線では、利用の少ない日中時間帯に列車の削減が行われます。

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JR西日本 『サンダーバード』『しらさぎ』は敦賀止まりに 嵯峨野線では増発

北陸新幹線の金沢―敦賀延伸に伴い、この区間の北陸本線は並行在来線としてIRいしかわ鉄道とはハピライン福井に経営移管となります。これにより、『サンダーバード』『しらさぎ』はすべて敦賀までの新幹線接続特急となります。また、この区間に運転されていた『ダイナスター』などの特急もすべて廃止となります。

金沢―敦賀には、首都圏から直通する『かがやき』『はくたか』14往復に加え、『つるぎ』が25往復設定されます。『つるぎ』の一部は、延伸区間で速達運転を行うタイプも設定されます。

山陽新幹線では、輸送量回復にあわせて1時間当たり9本運転(臨時を含む)の時間帯を拡大するほか、最終列車の繰り下げが行われ、博多発東京行き最終列車の博多駅出発時刻が初めて19時台になります。

在来線では、去就が注目される『スーパーはくと』が平日6往復/土休日7往復から全日8往復へと増発される代わりに、うち6往復が大阪発着となります。一般列車では、大和路線の有料座席サービスが拡大されるほか、観光需要の回復で混雑が激しい嵯峨野線で日中時間帯の増発が行われます。

HOT7000形『スーパーはくと』
登場から30年が経過し、去就が注目されている『スーパーはくと』 智頭急行が後継車の投入をアナウンスしたものの、その後の進展はなく、老朽化により姫路短縮などが噂されたが、今改正ではなんと増発されている Wikipedia(智頭急行HOT7000系気動車)より @Himeji-Higashi11184

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2024年春のダイヤ改正について

https://www.westjr.co.jp/press/article/2023/12/page_24058.html

JR四国 パターンダイヤの拡大で普通列車を増発

土讃線の引田―高知ー伊野で、パターンダイヤが導入されます。日中時間帯の発車時刻がおおむね統一され、高知―伊野では3本が増発されます。

また、徳島近郊でもパターンダイヤが強化され、高徳線、徳島線、牟岐線で発車時間の統一と直通列車の増強が行われます。徳島線では、3本が増発されます。

この他、特急列車の停車駅増加や区間延長が実施されます。

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JR九州 特急の運転見直し 博多地区では普通列車の増発も

特急列車では、長崎本線の『リレーかもめ』が1往復増発となります。

『ソニック』の一部で停車駅や最終時刻の見直しが行われるほか、長崎本線の『かささぎ』や日豊本線の『ひゅうが』では一部運転取りやめとなります。

在来線では、福岡近郊の鹿児島本線で、日中の快速列車のうち、一部の列車の快速運転区間と、一部の普通列車の運転区間が延長されます。福岡近郊では、鹿児島本線や福北ゆたか線で朝ラッシュに増発も行われます。

D&S列車では、『A列車で行こう』が1列車当たりの運行時間を延ばす代わりに、3往復から2往復となります。また、『海幸山幸』も同様に運行時間が延長され、現行の2往復から1往復となります。

九州全体では、1日当たり特急の運転本数が2本減の243本、快速・普通列車が6本増の2661本となります。

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2024年3月ダイヤ改正

https://www.jrkyushu.co.jp/railway/dai2024/

JR貨物 列車の速達化と増発 EF210を8両、関門用EF510を7両増備

東京貨物ターミナル―大阪貨物ターミナルを結ぶ1往復を速達化するほか、関東-広島、名古屋―広島、京都―九州など需要の多い地域で輸送力を増強します。

新型機関車として、EF210が8両、関門海峡用のEF510が7両の合計15両が投入されます。

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