2021年GW コロナ緊急事態宣言に伴う鉄道減便まとめ

社会

※4月29日現在の情報です。その後の社会情勢の変化により変更となっている場合がありますので、必ず最新情報をご確認ください。

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緊急事態宣言発令による鉄道減便のまとめ

コロナウィルス感染拡大による3回目の緊急事態宣言が、2021年4月25日に発令されました。今回は日本全国ではなく、特に感染拡大の著しい東京都、京都府、大阪府、兵庫県の4都府県に限っての発令となりましたが、次いで感染拡大の状況にある7県が、まん延防止等重点措置の実施地域となっています。

こうした状況の中、人の動きを抑制するため、政府の基本的対処方針として鉄道事業者を始め交通機関にも終電の繰り上げや減便が盛り込まれることとなり、実際に各都府県知事の要請により各社において終電繰り上げや減便が実施されることとなりました。

これまでは不要不急の意味合いの強かった旅行や長距離移動が激減したことを受け、新幹線をはじめとした長距離列車については、需要に合わせる形で減便が行われてきました。しかしそれ以外の都市圏輸送については、生活に必要不可欠なものであること、密になることを避ける必要があることなどから、基本的には従来の運行規模が維持されてきました。そのため、これらの減便の結果、果たして感染拡大防止や人の流れの抑制につながるかは疑問視するものも多く、どちらかと言えば政治パフォーマンスとしての実施の意味合いが強いように感じます。

首都圏 鉄道減便のまとめ

首都圏では、緊急事態宣言の発令から減便要請までの期間が短かったため、その規模や期間に「とりあえず言われたからやってみた」感が強く感じられる中途半端さが否めないものとなっています。

JR東日本

実施日4月30日(金)・5月6日(木)・7日(金)
実施内容山手線、京浜東北・根岸線、中央線快速、中央・総武線各駅停車、青梅線、常磐線快速、京葉線で朝ラッシュに2割程度を運休 山手線、京浜東北・根岸線、中央線快速、中央・総武線各駅停車では夕方頃からも合計13本を運休

東武鉄道

実施日4月30日(金)・5月6日(木)・5月7日(金)
実施内容朝ラッシュ時に東武スカイツリーライン ・ 日光線で上下4本(下り2本は区間運休)、東上線で上下6本を運休

西武鉄道

実施日4月30日(金)・5月6日(木)・5月7日(金)
実施内容朝ラッシュ時に池袋線で上下2本が区間運休、新宿線で上下2本が運休、1本が区間運休、

小田急電鉄

実施日4月30日(金)・5月6日(木)・5月7日(金)
実施内容朝に千代田線乗り入れの準急のうち5本を小田急線内運休

東急電鉄

実施日4月30日(金)・5月6日(木)・5月7日(金)
実施内容朝に池上線で上下4本、世田谷線で上下10本を運休

京浜急行電鉄

実施日4月30日(金)・5月6日(木)・5月7日(金)
実施内容朝に京急本線の3本を区間運休 
実施日5月1日(土)・5月8日(土)
実施内容朝の12連の列車を8連に変更

京王電鉄

実施日4月30日(金)・5月6日(木)・5月7日(金)
実施内容朝に京王線の下り2本、井の頭線の上下4本を運休

京成電鉄

実施日4月29(木)~5月9日(日)
実施内容本線の上下2本を運休

東京メトロ

実施日4月30日(金)・5月6日(木)・5月7日(金)
実施内容朝に銀座線上下5本、丸ノ内線上下12本、南北線4本、東西線2本を運休

東京都交通局

実施日4月30日(金)・5月6日(木)・5月7日(金)
実施内容朝に大江戸線で1~2割程度運休、都電荒川線は土曜ダイヤで運行、日暮里・舎人ライナーは土曜・休日ダイヤで運行

近畿圏 鉄道減便のまとめ

首都圏より一足早くまん延防止等重点区域に指定され、緊急事態宣言を要請していた近畿圏では、首都圏よりもかなり思い切った減便が実施されます。

最も運休率大きな例では、大阪メトロ御堂筋線が土休日ダイヤで通常4分間隔のところ8分間隔に、京阪宇治線が同じく10分間隔のところ20分間隔にと、運休率が5割に及ぶ路線もあります。そのほかの路線でも、首都圏と比べ削減時間帯が終日に及ぶ社局が目立っています。

JR西日本

実施日4月28日(水)~5月11日(火)までの平日
実施内容0時以降の大阪環状線で4本を運休
実施日5月1日(土)~5月9日(日)
実施内容日中の大阪環状線で2割程度、ゆめ咲線は同じく5割程度運休
実施日5月1日(土)~5日(水)、5月8日(土)、5月9日(日)
実施内容日中の新快速の一部を運休、運転率75%

阪急電鉄

実施日4月29日(木)~5月9日(日)の土休日
実施内容日中に京都線・千里線~堺筋線で上下29本を運休
実施日4月29日から緊急事態宣言解除まで
実施内容深夜の神戸高速線で上下2本を運休

京阪電鉄

実施日4月30日(金)から緊急事態宣言解除まで
実施内容深夜の上下3本を運休
土日祝の全日で京阪本線の2割(日中は3割)程度を運休、宇治線は32%、交野線は28%(いずれも日中は5割程度)を運休

近鉄

実施日4月29日(金)から当分の間
実施内容深夜の大阪線、奈良線、京都線、南大阪線で7本を運休
実施日4月29日(木)~5月9日(日)の土休日
実施内容けいはんな線で日中の上下24本を運休
この他、特急はGW中の土日祝ダイヤで25%、期間後の平日ダイヤで13%を運休

阪神電鉄

実施日4月29日(木)から緊急事態宣言解除まで
実施内容深夜の山陽・近鉄との直通列車9本で行先変更、1本を運休 
実施日4月29日(木)から緊急事態宣言解除までの土休日
実施内容日中の梅田発尼崎行き急行を12本運休

南海電鉄

実施日4月29日(木)から当面の間
実施内容深夜の南海線、高野線で各1本運休 
この他、ラピートの平日51.5%、土休日72.7%を運休

大阪メトロ

実施日4月29日(木)~5月9日(日)の土休日
実施内容日中の地下鉄・ニュートラム全9路線で2割程度運休 御堂筋線のみ同じく5割を運休
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