近鉄 2019-2020の大晦日終夜運転は昨年規模の発表 特急・急行など300本越え運転

近鉄 2019-2020年の終夜運転概要を発表

先日の記事【JR西日本が2019-2020年の大晦日終夜運転概要を発表 近畿地区は規模・本数とも縮小に】の中で、JR西日本の他終夜運転の発表はまだない、と書いていましたが、1日早く近鉄が終夜運転の概要を発表していました。調査不足で申し訳ありません。

 

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近鉄特急
wikipediaより

その内容ですが、近年は終夜運転の規模が縮小傾向にあったものの、ほぼ昨年のダイヤを維持している模様で、伊勢志摩系統を中心に特急が57本、一般列車が254本となっています。さすがに営業距離が長いため、本数も大規模になっていますね。

JR西日本に見られた縮小傾向は、とりあえず今シーズンの近鉄に限っては踏襲していないようです(というより、発表は近鉄自体のほうが1日早いのですが)。

 

具体的には、まず特急が区間延長を含め大阪-伊勢系統で上下32本、京都-伊勢系統で上下10本、京都-橿原神宮前で上下9本、吉野線で上下6本が運転されます。

 

一般列車は、優等列車では大阪-伊勢系統で急行が上下15本のほか、大阪線、奈良線、京都線、橿原線、天理線、けいはんな線、生駒線、信貴線、南大阪線、吉野線、道明寺線、御所線、長野線で一部区間準急を含み15~70分間隔で各駅停車が運転されます。この他、生駒ケーブル、西信貴ケーブル、葛城山ロープウェイでも終夜運行が予定されています。

 

近鉄の終夜運転の特徴は、他の私鉄とは違い有料特急も終夜運転を行うところで、大阪・京都・名古屋から、奈良・伊勢方面への特急が20~120分間隔で運行されます。指定券の発売の都合上、発表もいち早いかと思われます。

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