2021年改正 京阪神終電繰り上げ後のダイヤはこうなる JR西日本が新ダイヤ時刻表案を発表

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最大繰上げは30分 本数削減も JR西日本が発表した終電繰り上げ後のダイヤはこうなる

JR西日本は、来年2021年のダイヤ改正で実施するとしていた京阪神地区の終電繰り上げについて、その計画案を発表しました。

終電繰り上げの対象となるのは、JR京都線やJR神戸線、大阪環状線、阪和線、学研都市線、大和路線、宝塚線などの大阪市内を発着する路線の他、奈良線、琵琶湖線や湖西線も含まれています。

JR西日本の発表によれば、最も繰り上げ幅が大きいのは京都発高槻方面で、現在の最終である0:28高槻行が30分繰り上がり、23:58の大阪行が最終電車となります。普通電車だけでなく、京都線・神戸線系統では新快速も繰り上げ対象となります。また、純粋に繰り上げだけでなく、本数そのものの削減も行われ、23時台以降は運転間隔が広がるケースもあります。例えば三ノ宮駅を基準とした場合、明石方面の0時台以降が現行9本のところ6本に、大阪方面が現行4本のところ1本となります。

大阪駅を基準にした場合、京都方面では最大25分、神戸方面では最大24分繰り上ります。本数についても、0時台が上下合わせて新快速4本、普通5本のところ新快速と普通が上下1本ずつになり、京都まで行く最終列車は0:00の新快速京都行となります。

大阪環状線では、外回り(京橋方面)の最終が18分繰り上がって0:15となり、0時台が5本から3本へと削減されます。内回り(西九条方面)の最終時刻は変更ありません。

宝塚線についても、西明石行の最終が0:04の普通となることから、尼崎でこれに接続する新三田行が最終となり、宝塚駅到着で24分の繰り上げとなります。

JR西日本プレスリリース 2021年改正 繰上げ後の新ダイヤ時刻表はこちら

表示されない場合: 深夜帯ダイヤ見直しの実施 ~メンテナンス部門の働き方の改善に向けて~

並行する私鉄 終電繰上げの可能性は? 

JRの終電繰り上げに反応し、一部の私鉄でも動きが出てています。一部の報道によれば、大阪環状線と京橋駅で接続する京阪電鉄では「利用状況を見ながら慎重な対応を取りたい」とし、将来的にはJRに追従する可能性が伺えます。

一方、阪急・阪神・南海・近鉄では、JRの終電繰り上げに対応したダイヤ変更は、今のところ考えていないとしています。

深夜帯の運転を巡っては、JR東日本も首都圏の各線で30分程度の終電繰上げを発表しているほか、西日本鉄道でも、来春の改正で利用客の落ち込みが激しい深夜帯や利用の少ない時間帯のダイヤの見直しに言及しています。

JR四国ではすでに利用の少ない夜間以降の列車を運休している例もあり、今後しばらくはコロナ後の新しい社会を踏まえ、ダイヤの見直す流れが強くなるものと思われます。

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