えちごトキめき鉄道社長に鳥塚亮さんが内定

   8月29日付のニュースによると、新潟県の第三セクターえちごトキめき鉄道の社長に、鳥塚亮さんが内定したそうです。本人のブログによると、正式発表前にすっぱ抜かれた、ということだそうです。

 

    名前を聞いたことがない方も、前のいすみ鉄道の社長と言えばわかる人もいるかもしれません。ムーミン列車や、レストランキハの仕掛け人です。私も鳥塚さんのブログは、大変興味深く読ませてもらっています。

 

   生粋の鉄道ファンの鳥塚さんですが、もとは航空会社の営業マンだったそうです。

  航空業界の良い点と、ローカル鉄道の悪い点をうまく合わせたアイデアで、存続の危機にあったいすみ鉄道の名を全国にとどろかせました。

 残念ながら赤字解消までには至らず、「目標を達せず退任」的な見方をする記事も目にしますが、「鉄道は地域で守る」という意識をしっかりと根付かせ、存続へと道筋をつけることができたのですから、個人的には勇退ではない顔と持っています。任期終了で颯爽と引退し本人曰くサンデー毎日の生活を送っていたそうですが、また鉄道業界に返り咲きです。

 

 道は社会の大切なインフラです。鉄道が存在するということがどのくらい社会や地域に影響を与えるか、という点までが鉄道の存続意義ですから、その維持に必要な経費を、鉄道会社だけが負担する必要はないと思います。

 と書くのは簡単ですが、実際にそれをやるのは簡単なことではないはずです。でも、こうした考え方を実行する鉄道会社や地域が1つでも増えていくのは、ファンとしては嬉しい限りです。

 

 早速Yahoo!ニュースにもご本人の意気込みを取材した記事が掲載されていました。

 

 えちごトキめき鉄道の今後に、一ファンとして大いに期待しています。

 

 鳥塚さんのブログはこちら

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