20年ぶり 山崎の大カーブに行ってきました

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JR京都線の名撮影地 山崎のカーブへ行ってきました

 先日、人呼んで「山崎の大カーブ(サントリーカーブ)」に久しぶりに行ってきました。

 わざわざ説明するまでもない方も多いと思いますが、ちょうど京都府・大阪府との境、JR京都線山崎駅から徒歩数分の所にあります。半世紀以上も前から、関西屈指の撮影ポイントとして有名なところですね。

 最後に訪れてから20年以上が経過していますが、京都府・大阪府に挟まれた交通の要所とは思えない静かな雰囲気はそのままでした。撮影環境で一番変わったことは、2008年にフェンスが設けられたことでしょうか。

 まさかファンに対する嫌がらせというわけではないでしょうが、安全のためと言われてしまうと止むを得ません。このため、以前のようなアングルでの撮影は不可能になってしまいました。柵を避けての撮影には脚立が必要ですが、すぐそばのサントリーの工場へ向かう大型トラックがたくさん通ります。通行の妨げにならないよう、また交通事故とならないよう十分気を付けましょう。

山崎サントリーカーブ
これが有名な山崎の大カーブ 国鉄時代からの名撮影地 以前はガードレールだけだったが、2008年にフェンスが設置された フェンスは写真で感じる以上の高さがある 右の建物がサントリー山崎工場
撮影:鉄道模型モール制作室

本数も種類も盛りだくさん 飽きることのない名撮影地

さて、訪れた日は9月の平日の昼間とあって、さすがに同業者の姿はありません。かつては曜日、時間を問わずちらほらと見かけたものですが、フェンス設置以降は訪れるファンの数も激減したとかいう話も聞きます。一方、代わって増えたのが、すぐそばに立つサントリー山崎蒸留所へ向かう人の数です。相当数の観光客がサントリー工場へ向かう踏切をひっきりなしに渡ります。特に目に付くのが外国人(特に西洋人)でしょうか。この地は鉄道ファンだけでなく世界的に有名な観光地になりつつあるようです。

ちなみにサントリー山崎蒸留所は、山崎という京都側の地名を工場名として名乗っていますが、実は所在地は大阪府三島郡島本町になります。

ここは日中でも非常に列車本数が多く、練習にはもってこいの撮影ポイントです。15分毎に必ず新快速・普通が上下それぞれ通過します。その合間を縫って、『サンダーバード』『はるか』などの特急列車や貨物列車も10分も待つことなくやって来ます。さらに大阪から吹田総合車両所京都支所への回送列車も頻繁に通過するため、日中でも退屈する暇がありません。

付近の環境はあまり変わりませんが、通過する列車の種類はすっかり様変わりしました。20年前は、新快速は221系、普通は221系・113系。特急といえば485系『雷鳥』でした。貨物列車の牽引機も、EF65(まだ基本番台も活躍していました)が中心でたまにEF66、20両しかないEF200はめったに出会えません。朝の緩行線は103系も健在でした。

 夜行列車もたくさん健在で、早朝~朝にかけては続々と大阪駅向けて通過していきました(そのあと当時の向日町運転所まで回送されてくる列車も多かったので、これらは2回撮影できました)。

 たかが20年、されど20年。昔のまま変わらない山崎の雰囲気と、月日が過ぎ去ったのを実感した1日でした。

おまけ レール輸送車がやってきました

帰る途中にレール輸送のチキがやってきました。写真には撮れませんでしたが、牽引はEF65でした。

※撮影場所は普段は立ち入り禁止の町有地ですが、この日はイベントのため解放されていました。無断侵入ではないので悪しからず

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