2020年夏の臨時列車は大幅縮小 路線によってはゼロの可能性

社会
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2020年夏の臨時列車 大幅縮小へ

5月20日付の共同通信の記事によると、2020年のJRグループ臨時列車について、大幅に縮小される見込みであることが分かりました。例年は5月第三金曜日に発表される運転計画は、今年はまだ発表されておらず、路線によっては臨時列車の設定がないか、公表を控える場合もあるとしています。

コロナウィルス蔓延に伴う緊急事態宣言は縮小されつつありますが、イベントや旅行、帰省の自粛は当面続くことが予想されるため、需要の回復には相当の時間が必要と判断されました。

夏の臨時列車は、例年だと7~9月の運行計画が5月第三金曜日に発表されることが恒例となっており、今年は5月15日がその日に当たっていました。 昨年は5月17日に発表され、週末やお盆を中心に新幹線だけで期間中1万本以上が設定されました。しかし今年は4月~5月の新幹線・在来線特急列車を合わせた利用客数は昨年の95%減という厳しい状態が続いおり、 今後の状況も不透明なことから、公式の発表はありませんでした。

東海道・山陽新幹線では、5月11日以降定期列車の運行本数が7~8割程度、東北・上越・北陸新幹線でも臨時列車の運転が取りやめになるなど、各社とも運転規模の縮小が続いていることから、夏の臨時列車についても大幅に縮小するか、公表を見送ることとなりました。

九州では0設定 需要次第では追加設定も

具体的には、九州新幹線とJR九州の特急列車は臨時列車の設定が0となるほか、その他の新幹線でも設定規模を縮小して、指定券の発売は当分見合わせとなります。5月中の発表を見送る路線では、今後の社会情勢に合わせて柔軟に対応し、需要が回復すれば段階的に臨時列車を設定する場合もあるとしています。

報道ではここまでしか触れられておらず、JRからの公式発表は、5月20日現在無いようです。いずれにしても、詳しい内容は公式発表を待たないと分かりませんが、この夏は鉄道界にとっても試練の夏となりそうですね。交通機関の供給が低調になると、観光産業全体に大きな影響を及ぼすことになり、景気回復にも水を差すことになります。いずれにしても、コロナウィルスの感染が収まらないことには事態は好転しません。1日も早い収束を祈っています。

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