『ムーンライトながら』 2020夏は設定なし
コロナによる緊急事態宣言も解除となったことから、JR各社から夏の臨時列車の発表が相次いでいます。多くは急な設定となることから、新幹線や特急列車の設定がほとんどとなっています。その中で、かねてから話題になっていた『ムーンライトながら』は、今夏は設定されないこととなりました。
運行を担当するJR東日本とJR東海によると、新型コロナウィルスの影響などを鑑みて、今夏の設定は見送るとしています。
九州ではD&S列車も順次運転再開 各社でも臨時列車を設定
一時は定期列車も大きく削減していたJR九州ですが、6月19日より全列車の運転を再開しています。また、D&S列車についても順次運行を再開します。また、夏休み期間を中心に『ハウステンボス』292本を中心に臨時特急列車を設定します。
2016年の熊本地震で大きな被害を受けた豊肥本線は、8月8日より全線復旧となることから、特急『あそぼーい』の運行を再開します。
また、JR北海道でも実施していた減便、減車を7月1日以降は通常通りとなります。
JR西日本では、7月1日~8月31日の間北陸新幹線で合計388本の臨時列車を運転、ぐらんくらすのサービスや車内販売も7月1日より再開となります。
この他、在来線では『サンダーバード』『くろしお』や山陰本線系統で、連休やお盆を中心に臨時特急が設定されます。
ただ、いずれの場合も「今後社会情勢に変化がなければ」という条件がつけれあれています。このままコロナが収束し、早く日常が戻ることを祈っています。