※この記事は2020年11月17日に書いたものです。その後JR東日本から、終夜運転は中止する発表がありましたので、本記事をご覧になる際はご注意願います。
2020大晦日－2021元旦 JR東日本が首都圏での終夜運転を発表
JR東日本は、2020年12月31日～2021年1月1日にかけて大晦日終夜運転を実施すると発表しました。コロナ禍で外出を控える傾向がある一方、沿線の社寺のほとんどが参拝中止などの措置を取らないことから、ほぼ例年通りの終夜運転の運行計画となりました。ただ、今年は東京ディズニーリゾートが大晦日～元旦の営業を行わないため、京葉線では終夜運転が実施されません。
JR東日本 プレスリリースより
発表によれば、2020年～2021年の終夜運転は山手線が内回り・外回りとも約13分間隔の運転、京浜東北線が大宮～桜木町で約20～50分間隔、中央線が快速は新宿～高尾で20～40分間隔、緩行線は三鷹～千葉で20～60分間隔などとなっています。
また、常磐緩行線では例年通り上下4本の臨時列車が運転されますが、発表によれば「東京メトロ千代田線と直通運転」となっています。東京メトロからは公式発表はないものの、少なくとも千代田線では終夜運行が行われる模様です。また、埼京線についても「りんかい線と直通運転」の表記が見られることから、りんかい線においても終夜運行ないしは臨時列車の運転があるものと見込まれます。
初日の出特急 上下5本を運転
JR東日本 プレスリリースより
毎年1月1日未明に運転される首都圏発の初日の出特急についても、今年も上下5本が運行されます。運行されるのは
- 伊豆初日の出号（品川4:15→伊豆急下田7:41） 185系×6連
- 開運銚子初日の出号（両国2:55→銚子5:05） E257系×5連
- 外房初日の出（新宿3:00→千倉5:25/千倉9:40→新宿12:38） 255系×9連
- 富士回遊93号（新宿4:13→河口湖6:17） E257系×5連
の5本で、全列車が指定席となります。185系は2021年改正で定期運用を失い、2022年までに全廃がアナウンスされていますので、最後の初日の出臨となるかもしれません。
表示されない場合: 初詣・初日の出観賞に便利な臨時列車運転のお知らせ
他のJR各社、私鉄各社の運転計画は？
JR東日本以外の終夜運転計画については、東急電鉄と東武鉄道が今年は行わない発表をしている他、各社局とも発表がありません。おそらく計画はしていても、コロナの感染状況などから発表のタイミング、あるいは実施するかしないかの判断を待っているものと思われます。
1年に1度のおめでたい行事ですから、初詣に行きたいと思う方も多いと思いますが、感染状況に十分注意して予防対策の徹底を心がけましょう。
