2022大晦日―2023元旦 終夜運転する路線は? 全国の年末年始運転情報まとめ 12/16現在

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2022大晦日ー2023元旦 年末年始の終夜運転はどうなる?

大晦日から元旦にかけて初詣客の利便を図るため、首都圏や京阪神、北九州地区ではJR・私鉄各社・公営地下鉄による終夜運転や、終電の延長が行われることが恒例となっています。

しかし、終夜運転自体が近年削減傾向にあったことに加え、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて生活様式も一変。この数年は、終夜運転はさらに縮小傾向となっていました。2020年から2021年のシーズンは全社局で運行が中止、2021年から2022年にかけては、その前年よりは状況が改善していたことから、一部の社局で終夜運転や終電延長が行われました。

2022年から2023年にかけても、新型コロナウィルスの感染状況には予断を許さないことから、終夜運転実施の判断は、各社局とも引き続き慎重になるものと思われます。

首都圏・京阪神を中心に、各社局の発表をもとに2022年大晦日―2023年元旦の終夜運転実施状況をまとめてみました。公式発表があり次第、情報は随時追加していきます。

なお、先ほども述べた通りコロナウィルスの感染状況によっては急遽変更となる場合も考えられますので、ご利用の際は最新情報を必ず確認してください。

JR・私鉄・地下鉄 2022大晦日-2023元旦 終夜運転・終電延長する路線のまとめ

首都圏 JR東日本・京成・京王は終夜運転 東京メトロは実施せず

首都圏では、2021年~2022年にかけてJR東日本と京王電鉄、京成電鉄、東京メトロ銀座線、都営浅草線が終夜運転を実施しました。

2022年~2023年にかけては、JR東日本が山手線、京浜東北線、中央線など首都圏7線区で終夜運転を発表しました。このほか、京成電鉄、京王電鉄が終夜運転を行う一方、小田急電鉄・西武鉄道が実施しないことを発表しています。

また、例年一部路線で終夜運転を行っていた東京メトロと都営地下鉄も、今シーズンは終電延長を含めて行わない発表がありました。

社局名終夜運転
JR東日本
(首都圏)
終夜運転
山手線 内回り・外回り 約15分間隔
京浜東北・根岸線 約20~50分間隔
中央線快速(三鷹ー高尾) 約30~60分間隔
総武中央線(三鷹ー千葉) 約10~80分間隔 
横須賀線(横浜ー逗子) 約80分間隔
青梅線 立川発2:00 3:15/御嶽発2:54 4:08
総武線・成田線 千葉発1:15 2:50/成田発1:55 3:33
東京メトロ実施せず
東京都交通局実施せず
東武鉄道実施せず
1/1~3 大師線で増発
西武鉄道実施せず
東急電鉄終電延長
東横線 渋谷1:25→横浜2:04
田園都市線 渋谷1:25→中央林間2:19
小田急電鉄実施せず
1/1 ニューイヤーエクスプレスを新宿ー片瀬江ノ島1往復、江ノ島線系統で臨時普通列車を運転
京浜急行電鉄実施せず
1/1~9 大師線で増発
京王電鉄終夜運転
京王線新宿ー高尾山口、新線新宿ー笹塚 約60分間隔
京成電鉄終夜運転
京成上野ー京成成田 約20~50分間隔
押上-京成金町 約20~40分間隔
1/1~3 金町線で増発
1/1~3と1月中の週末に成田山開運号を運転
相模鉄道実施せず
多摩都市モノレール終夜運転
30~45分間隔
首都圏 2022大晦日~2023元旦終夜運転実施状況のまとめ 2022年12月13日現在

中京圏 名古屋市営地下鉄が3年ぶり終夜運転実施 JR・名鉄は近年の実施実績なし

中京圏では、JR、名鉄もかつては大晦日から元旦への終夜運転を行っていましたが、名鉄は2004年、JR東海は2014年を最後に行われていません。

中京圏で近年唯一終夜運行を行ってきた名古屋市交通局では、3年ぶりに上飯田線を除き終夜運転を行う発表がありました。

名古屋市交通局は、1975年から年末年始の終夜運転を実施してきたが、コロナ禍により2019年~2020年を最後に中断していた 2022年~2023年は3年ぶりの実施となる Wikipediaより
事業者終夜運転
JR東海発表なし
名古屋鉄道発表なし
名古屋市交通局終夜運転
東山線・名城線・名港線・鶴舞線・桜通線 約30分間隔
中京圏 2022大晦日~2023元旦終夜運転実施状況のまとめ 2022年11月30日現在

近畿圏 近鉄・京阪が終夜運転を実施 JR・南海は終電延長

近畿圏では、終夜運転をいち早く発表したのが例年通り近鉄で、湯の山線・志摩線・田原本線・吉野線鳥羽線と支線を除くほぼ全線(特急のみ運転の区間もあり)が対象となります。運転本数は、特急が区間延長を含めて20本、一般列車が196本となっています。昨年同様、普段は大阪ー名古屋系統で使用されている『ひのとり』が、終夜運転で伊勢方面へ顔を出す運用となっています。また、昨年は乗車券のみで乗車可能な快速急行に20000系『楽』が充当され、詰めかけた鉄道ファンで大混乱となった経緯から、今シーズンは企画列車として全席指定で設定されています。

京阪電鉄では、3年ぶりに大津線系統を除き終夜運転が実施されます。12月17日からは、特急の一部で終夜運転復活を記念したヘッドマークの取り付けが行われます。

JR西日本の京阪神地区と奈良地区では、概ね午前3時頃まで終電の延長が行われます。南海電鉄は、南海本線の難波―高石で終電延長となります。

阪急電鉄、阪神電鉄は今シーズンも終夜運転を実施しません。また、大阪メトロも今シーズンは終夜運転を行いません。

近鉄20000系『楽』
終夜運転の一環として、普段は団体列車に使用される20000系『楽』を使用した快速急行が、難波―奈良に2往復運転された 乗車券だけで乗車できるレアな列車ということもあり、多数の鉄道ファンが詰めかけて現場は大混乱となった 今年はその反省からか、2往復の予約制ツアーととなっており、Webからの予約が必要 12月1日現在、意外にもまだ空席があるようだ Wikipediaより

なお、2021年~2022年のシーズンは、近畿圏で終夜運転を行ったのは近鉄と大阪メトロのみで、JR西日本、南海が終電延長、その他の社局は実施されませんでした。

社局名終夜運転
JR西日本
(京阪神)
3時頃まで終電延長
JR神戸線・京都線 約20~40分間隔
奈良線(京都ー城陽) 約30分間隔
大阪環状線 内回り・外回り JRゆめ咲線 約10分間隔
JR東西線・学研都市線(尼崎ー四条畷) 約30分間隔
大和路線(JR難波ー王子) 約30分間隔
大和路線(王子ー奈良) 約60分間隔
万葉まほろば線(奈良ー桜井) 約30分間隔
大阪メトロ実施せず
阪急電鉄実施せず
京阪電鉄終夜運転
京阪本線 準急・普通 約20~30分間隔(26時頃までは急行も約20~30分間隔で運転)
中之島線・交野線・宇治線 約30~40分間隔)

1/1~3 正月特別ダイヤ
阪神電鉄実施せず
南海電鉄2時台まで終電延長
南海線(難波ー住ノ江) 約15~20分間隔
南海線(住ノ江ー高石) 約30~40分間隔
1/1~3 住吉大社前へ臨時停車
近畿日本鉄道終夜運転
吉野線・田原本線・湯の山線・志摩線・鳥羽線(五十鈴川ー鳥羽)を除き特急を含めて終夜運転を実施(区間延長を含め特急20本、一般列車196本)

1/1~9 特急・一般列車の増発
京都市交通局実施せず
近畿圏 2022大晦日~2023元旦終夜運転実施状況のまとめ 2022年12月16日現在

福岡圏 例年は西鉄が終夜運転を実施 

西鉄では、全国屈指の参拝客数を誇る太宰府天満宮へ向け、天神大牟田線と太宰府線で例年終夜運行が行われており、2021年~2022年にかけても天神大牟田線と太宰府線で終夜運転を実施、福岡市地下鉄も空港線・箱崎線・七隈線の全線で午前3時ごろまで終電延長が行われました。

2022年~2023年にかけても、西鉄が天神大牟田線と太宰府線で終夜運転を実施、福岡市地下鉄は2時台まで終電が延長されます。

社局名終夜運転
西日本鉄道終夜運転
天神大牟田線・太宰府線(福岡ー大宰府・大宰府-大牟田) 普通 約20~30分間隔(一部急行を運転)
1/1~3 西鉄福岡(天神)ー太宰府 臨時急行を運転
福岡市地下鉄2時台まで終電延長
空港線 箱崎線 約15~30分間隔
七隈線 約30分間隔
福岡圏 2022大晦日~2023元旦終夜運転実施状況のまとめ 2022年12月15日現在

その他の都市圏 終夜運転の実施状況

上記の都市圏以外でも、終夜運転が予定されている線区があります。

例年は、札幌市営地下鉄が終電延長を行うほか、JR西日本では厳島神社へのアクセスとなる山陽本線広島口と宮島航路、最上稲荷へのアクセスとなる吉備線で終夜運転や終電延長が行われています。

2022大晦日~2023年元旦の運転状況は以下の通りです。札幌市営地下鉄の終電延長は中止となっています。

社局名終夜運転
札幌市交通局実施せず
JR西日本(京阪神以外)終夜運転
山陽本線(広島ー大野浦・一部岩国) 約60分間隔
吉備線(岡山ー備中高松・一部総社) 約60分間隔
宮島フェリー 約15~30分間隔
その他都市圏 2022大晦日~2023元旦終夜運転実施状況のまとめ 2022年12月15日現在

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