京浜東北線 新型車両でワンマン運転を検討へ 将来の人手不足を懸念

社会
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京浜東北線 新型車両でワンマン運転の実施検討へ

各種情報によると、JR東日本が近い将来京浜東北線でのワンマン運転を検討していることが分かりました。車両側面に設置したカメラで乗降を確認できる機能を搭載した新型車両を、2024年度をめどに投入します。新型車両には同時にボタン一つで操作できる自動運転装置も搭載し、運転士の負担軽減を図ります。同時に各駅にはホームドアを設置、安全面にも配慮するということです。

背景には人手不足が

鉄道各社では、今後労働力の不足にどう対応するかが大きな問題になっています。

かつては、鉄道はもちろんバスや路面電車といった都市交通でも、車掌が乗務するのが一般的でした。ワンマン運転が本格的に始まったのは、主に1950年代以降といわれています。都市交通では、車掌は女性が務めることが一般的でしたが、1947年(昭和22年)に法律で女性の深夜労働が禁止されたことから、当時の大阪市営バス(現在の大阪シティバス)のうち深夜時間帯に運行される一部路線がワンマン化されました。

その後都市交通では、1960年代以降経営状況の悪化から積極的にワンマン化が進められ、一部の例外を除くとこれらで車掌が乗務する例はほとんどなくなりました。

利用者の少ないローカル線では、経費削減のため1980年代以降ワンマン化が進展しました。都市部でも、1990年代以降自動運転装置やホームドアの普及など、運転士の負担を軽減する設備の導入に合わせ、地下鉄などを中心にワンマン化が進んでいます。また、比較的利用客の少ない末端区間や支線区間を中心に、料金の収受を車両では行わないいわゆる「都市型ワンマン運転」が増加傾向にあります。

日本でも屈指の利用客を抱える京浜東北線でワンマン運転の実績が作られることで、他路線にも普及するかどうかが注目されます。

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