東武『尾瀬夜行』と秩父「夜行急行の旅」 2020年夏は2私鉄で夜行列車が運行へ

社会
スポンサーリンク

アマゾン タイムセール

人気の商品が毎日登場。

タイムセール実施中

スポンサーリンク

アマゾン タイムセール

人気の商品が毎日登場。

タイムセール実施中

東武『尾瀬夜行』 コロナ対策の上2020夏も運行

コロナウィルスの影響により、JR各社でも列車の運行縮小が続いており、特に2020年夏は『ムーンライトながら』は今のところ設定されない見通しとなりました。『サンライズ出雲』の臨時も発表されず、『ウエストエクスプレス銀河』の運行も延期となるなど、やむを得ないとはいえ夜行列車ファンからは落胆の声が聞かれますが、今夏は私鉄2社で夜行列車が運行されます。

東武鉄道は、2020年8月1日から10月10日までの金・土曜日に、浅草駅と会津高原尾瀬口駅を結ぶ夜行列車、通称『尾瀬夜行』を運行すると発表しました。例年なら5月から運行されていますが、今年はコロナウィルスの流行により設定されていませんでした。

この列車は、浅草駅を23:55に発車し、ハイキングで有名な尾瀬の玄関口である会津高原尾瀬駅に3:18に到着するもので、そこから連絡バスで尾瀬入り口まで移動し、早朝のハイキングが楽しめるというものです。車両は2018年デビューの500系『リバティ』が使用されます。

今年は感染症対策として、編成定員151人のところ乗車定員は75人となります。2座席を1人で使うことが標準となり、ゆったりとした環境が必ず確保されます。

なお、『尾瀬夜行』は東武トップツアーズの旅行商品のため、乗車するためにはツアーへの申し込みが必要です。旅行商品は同社のWebサイトなどで扱っています。

第四弾となる秩父鉄道「夜行急行の旅」 8月29日に運転

また秩父鉄道は、日本旅行と共同で「夜行急行の旅」を実施することを発表しました。かつて日本中で運行されていた懐かしい夜行急行列車を再現しようというこのツアーはこれで4回目となり、毎回多くの参加者でにぎわっています。

第四弾となる今回は、「重連電機・12系客車 夜行急行『三峰51号』熊谷・石原行の旅」と名付けられ、8月29日~30日に実施されます。

列車はまず熊谷駅を22:10頃に発車、同社の電気機関車2両で12系客車4両をプッシュプルし、羽生駅に向かいます。ここで編成を重連に組み替え、23:40頃に発車、三峰口駅に2:40頃に到着します。ここで機回しや撮影会を行った後、3:40頃に三峰口駅を後にし、5:30頃に熊谷駅、6:00頃に石原駅に到着します。

夜行列車を再現するため、減灯を行ったり、深夜の長時間停車を行ったりすることはもちろん、今回は機関車の運転体験のオプショナルツアーも予定されているということです。

こちらも日本旅行の旅行商品となるため、参加するにはツアーの申し込みが必要です。ツアーは7月6日15:00から、日本旅行大阪法人営業支店のWebサイトで受付となっています。

タイトルとURLをコピーしました