久大本線でも橋梁流出 九州の大雨 鉄道被害も甚大か

社会
スポンサーリンク

アマゾン タイムセール

人気の商品が毎日登場。

タイムセール実施中

スポンサーリンク

アマゾン タイムセール

人気の商品が毎日登場。

タイムセール実施中

久大本線で橋梁流出 2年前に復旧したばかり

各種報道によると、久大本線の豊後中村-野矢の野上川にかかる橋梁が流出していることがわかりました。JR九州は「確認中」としていますが、地元の消防団が確認したということです。また、Twitterなどには被害の様子が投稿されています。

久大本線の沿線である筑後川水系は大雨により氾濫が起きており、甚大な被害は避けられない状態です。

久大本線は、2017年7月の豪雨により、光岡-日田で橋梁が流出するなど大きな被害を受け、2018年に全線が復旧したばかりでした。また、夜明駅で接続する日田彦山線は、現在も添田-夜明が不通のままとなっています。

九州各地で鉄道被害は甚大か

今回の大雨により、九州各地では山間部のローカル線を中心に大きな被害が出ています。

先の久大本線に加え、球磨川の氾濫により肥薩線は八代-人吉でほぼ全線にわたり壊滅的な被害を受けている模様です。また、人吉駅で接続するくま川鉄道でも、橋脚の流出や車両の浸水などの被害があり、長期運休は避けられない状態です。

肥薩おれんじ鉄道では、海浦-佐敷の土砂流入と佐敷駅の冠水、御立岬公園-肥後田浦での道床流出など、全線で20か所の被害が確認されおり、7月7日17時現在も八代-出水が運転見合わせとなっています。この他、同時点で九州新幹線の熊本-鹿児島中央を始め、鹿児島本線の鹿児島県内、吉都線、指宿枕崎線、日南線、日豊本線の一部などが終日運休となっており、九州南部の鉄道網はほぼ麻痺状態となっています。

facebookより

また、九州北部でも降り続く雨により被害が発生している模様で、Twitter上ではその様子が投稿されています。

twitterより

まだまだ雨が降り続く恐れもあり、被害確認も未だ困難な状況と思われ、今後さらに被害が増える恐れがあります。

物流にも影響 コンテナ列車をトラック輸送に切り替え

JR貨物は、肥薩おれんじ鉄道の不通を受けて、八代-鹿児島貨物ターミナルのコンテナ列車1日3往復を、トラック輸送へ切り替えることを発表しました。7月7日より実施されており、8日以降は日曜日を除き1日90個程度を輸送するということです。

まだまだ予断は許さない状況は続いています。今後は九州だけでなく、中部地方にも大雨に対する注意が呼びかけられています。これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです。

タイトルとURLをコピーしました