広島電鉄もダイヤ改正で終電繰り上げ&運転見直し 世界の交通機関にコロナの影響

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広島電鉄がダイヤ改正を実施 終電繰り上げと運転見直しへ

広島電鉄は、11月16日にダイヤ改正を行うことを発表しました。

新型コロナウィルスの感染拡大を受け、日中及び深夜時間帯を中心に利用が大きく減少している状況を踏まえ、ほぼ全系統で終電が約30分繰り上げられます。また、利用実態に合わせた運行間隔と運行本数の見直しも行われます。

終電繰り上げをめぐっては、すでにJR西日本が2021年3月改正で最大30分の繰り上げダイヤを発表しています。この他、JR東日本も同様に終電の繰り上げを行うことを発表しているのを始め、一部の私鉄も深夜帯の運行の見直しについて言及しています。

これまでのところ、こうした深夜帯の運行見直しの対象となってきたのは、もともと深夜帯の運行本数の多い首都圏や京阪神が中心でしたが、コロナウィルス拡大の影響が、比較的運転密度の低い地方都市の深夜帯の運行体系にまで拡大した形です。

表示されない場合: 最終便の繰上げ

各系統とも30分前後の終電繰り上げとなり、停留所によっては21時台が最終となるケースもあるようです。また、始発時刻の変更はないとのことです。

日中の運転間隔についても下記の通りとなり、各系統とも若干間隔が広がります。

表示されない場合: 運行間隔

100万人以上の人口を抱え、中国地方の中心都市である広島で、交通機関の最終時刻が21時台というのは、地域の活動にも大きく影響する可能性があります。現在はコロナ禍で全体的な需要が落ち込んでいるため、縮小傾向なことは致し方ありませんが、今後経済活動が上向きに転じた時、直ちに対応できるかが不安死されます。

首都圏や京阪神でも同様で、鉄道の運転規模縮小は、社会全体の活動の萎縮につながります。いざと言う時、せっかくの上昇機運に水を刺さないよう、素早い対応が期待されます。

世界の交通機関でも… 続く縮小運転

コロナ禍で運転規模が縮小されているのは、何も日本だけではありません。世界各国で長距離列車などを中心に運休が続いています。

陸続きのヨーロッパでは、最も影響が深刻だった2020年冬には国際列車がおおむね運休、国内列車も大幅な削減が行われ、食堂車など車内サービスの多くが休止となっていました。また、大都市においても運行本数の減少、運行時間の短縮が行われ、例えばパリの地下鉄は3~5割の運転率、運行時間も6時~22時と縮小されていました。

しかし、4月ごろからは次第に運転状況は好転、夏ダイヤとなる6月には一部を除いてほぼ平常通りの運転となっている模様です。ただ、ロシアを中心とした東欧から西欧への国際列車については、2020年秋現在も運行を再開していないようです。

ロンドンでは、ロックダウンにより公共交通の輸送力は一時15%にまで落ち込みましたが、2020年秋現在はほぼ平常通りとなっています。ロンドンでは、地下鉄の減便によってかえって混雑がひどくなり、社会問題となっている様子が日本でも報道されていましたが、社会活動の再開に伴って各都市の交通機関もいち早く運行体制の見直しを行っているようです。

一方、日常的に24時間運転が行われていることで有名なニューヨークの地下鉄は、2020年5月より午前1時~5時の間運行を停止、全駅、全車両の消毒作業を行っています。ニューヨークの地下鉄が24時間運行を中止するのは、事故や工事の場合を除いて開業以来初めてということです。

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