銚子電鉄が2年連続の黒字化達成 間違いなく「ブラック企業」の仲間入り?

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銚子電鉄 2年連続となる黒字決算 

千葉県銚子市を走る銚子電鉄が、2年連続となる黒字を計上したとして話題となっています。

これは、2023年6月30日に実施された株主総会で銚子電鉄が明らかにしたものです。

それによると、2022年度の純利益(経費や損失、そして税金など、支払うべき費用をすべて差し引いて最終的に残るお金のこと)は約1196万円となり、前年度に続き2年連続の黒字を達成したということです。

銚子電鉄は、2021年度の純利益で6年ぶりとなる黒字決算を計上。その額は21万円でしたが、竹本社長からはさっそく「ブラック企業の仲間入り」と「らしい発言」が聞かれ、2022年度の経営についても「詳細は発表できないが、好調」と期待の持てる報道がなされていました。

一時は運転資金が50万円を切り、経営破綻が現実味を帯びる中、「電車屋なのに自転車操業」など苦境を逆手に取ったユーモアな発言で注目を浴び、グッズ商品の売り上げで何とか乗り切っており(2021年4月12日付「銚子電鉄がまた新しい自虐商品を生み出した… ビックリマンシールのような「銚電マンシール」」もよろしければご覧ください)、今回の黒字経営のニュースも、コロナ禍で全国の鉄道事業者が苦境に置かれる中、明るい話題となっています。

黒字と言えども、本業は1億円余りの赤字 

2023年度の銚子電鉄では、会社全体の売上高が6億5151万円で、昨年より23%増となり、過去最高となりました。このうち8割以上の5億3418万円が本業以外の副業での売り上げとなり、副業の中でも主力の「濡れ煎餅」が8割、「まずい棒」が1割となっています。

本業の鉄道事業では、利用客数が団体客の回復などで前年比20%以上増加、年間36万人とコロナ前の水準に戻り、運賃収入も前年比30%増加し、7766万円となっています。

しかし、昨年より3000万円ほど圧縮できたとは言え、鉄道事業は1億2766万円の赤字となりました。

この結果、本業と副業を合わせた営業損益は2603万円の赤字となりますが、これに各種補助金が補填された結果、最終的に純利益は、冒頭に紹介したように1196万円の黒字となり、前年比実に56倍とりました。

銚子電鉄は、2023年7月5日に開業100周年を迎えることから、100周年記念行事を予定しており、同じく100周年を迎えた広島電鉄からのバトンを受け取るほか、このバトン輸送のため185系による臨時列車の運転や、運賃無料日の設定なども予定されています。詳しくは

~広電から銚電への100周年バトンリレー&「千葉・銚子に広島がやってくる!」~「185系C1編成 100周年バトンリレー号と銚電 バトンレシーブ号に乗って、バトンリレーのゴールの瞬間を見に行こう!」ツアーも催行!

https://www.choshi-dentetsu.jp/event/5017/

皆様に「ありがとう」の気持ちを込めて ~銚子電鉄開業100周年記念「銚電まつり」~ 7/9(日)開催、銚子電鉄当日乗車無料!

https://www.choshi-dentetsu.jp/event/5015/

をご覧ください。

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