東急電鉄が8500系の実物を丸ごと販売 模型ではありません

車両のはなし
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模型じゃないよ 東急電鉄が8500系の実物を丸ごと販売  そのお値段は…

東急8500系が発売となります。といっても、模型の話ではありません。

東急電鉄は、今後廃車予定となっている8500系の4両について、車両丸ごとを特別に販売することを発表しました。

東急電鉄の8500系は、新玉川線(現在の田園都市線渋谷ー二子玉川)開業と半蔵門線との直通運転に備え、当時東横線に投入されていた8000系をベースに製造された車両で、1975年に登場しました。この時点ではまだ新玉川線は未開業だったため当初は東横線でも使用され、その後は1977年の新玉川線開通、1979年の半蔵門線との乗り入れ開始と運行範囲の拡大や輸送力増強にあわせ、1991年までに400両が製造されました。

2000年代以降は後継車の登場により廃車が進行しており、2022年度までに全車両が引退する予定となっています。

東急電鉄の発表によると、今回販売対象となるのは、8522、8622、8530、8630の4両です。

気になる販売価格は1両あたり税込176万円で、バッテリーなど一部の危険物を除き、床下機器を含めて1両丸ごと販売されます。

8500系 丸ごと1両買い手がない場合は、運転台やカットボディとして販売

また、買い手がつかない場合は、カットボディや運転台のみの販売が行われます。

運転台は85万円(税込)での販売で、各パーツを分解した状態での引き取りとなり、希望者には乗務員座席や電圧計、電流計などの付属品も譲渡するということです。

カットボディは、購入者の希望の長さに切断し、切り口を加工した上で販売となります。作業費用が高額となるためか、こちらは税込2,420万円での販売です。

なお、丸ごとの販売が優先され、売れてしまった場合は運転台やカットボディは販売されないということです。

販売価格以外に諸経費も 個人でははやり難しい…

いずれの場合も、価格に含まれるのは本体価格のみで、東急電鉄によればこの他に

  • トレーラー等での輸送費用
  • 設置場所での車両降ろし用クレーンチャーター費用
  • 設置場所の整備費用(レール・枕木・砂利・屋根の設置など)
  • 設置費用
  • 組み立て費用(「運転台」を購入の場合)
  • 購入後、継続的に必要なメンテナンス費用

が必要になるということです。

購入については先着順としながらも、東急電鉄では「購入にあたり様々な制約があることから、弊社内で審査の上、車両を適切に保存していただくことが可能と判断できる方への販売とさせていただきます」との断り書きを入れており、やはりと言うかなんと言うか、個人レベルではやはり難しそうですね。

念のために書いておくと、8522、8622の購入申し込み締切は2021年10月20日、8530、8630の締切は2021年11月20日(メール必着)となっています。我こそは、という方がおられましたらぜひどうぞ。

表示されない場合: 田園都市線8500系車両の販売を行います

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